保育園や幼稚園の行事で、手品を披露する保育士さんも多いのではないでしょうか?
簡単なマジックを覚えておくと、子どもたちを驚かせたり喜ばせたりできますよ。
子どもにも分かりやすくて、一緒に遊べる簡単な手品遊びをすれば、子どもたちのいろんな力が育っていくでしょう。
目次
保育園の誕生会・出し物のマジック選び
保育園や幼稚園での誕生日会・出し物には、どんなマジックを選べばいいのでしょうか?
子ども達に手品を見せるなら、難しいテクニックよりも「子どもたちが興味をもって見てくれるもの」にこだわることが大切です。
まずは、保育園のイベントにぴったりなマジック選びのポイントをチェックしてみましょう。
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わかりやすい簡単なマジック
保育園の子どもたちにマジックを見せる時は、わかりやすく簡単なものがおすすめです。
簡単な手品をすることで、子どもの興味や関心を惹きつけることができます。
最初はあえてタネがすぐ分かるような手品で笑いを誘い、楽しい雰囲気を作るのもいいでしょう。
少し難しいマジックをする場合も、最初は簡単なものを見せてから少しずつ難易度を上げていくと、子どもたちのワクワク感を高めることができるはずですよ。
クイズ形式のマジック
保育園の誕生日会や出し物では、クイズ形式のマジックもよく選ばれています。
手品を見せた後に「なんでこうなったか分かるかな?」と、子どもたちに聞いてみましょう。
途中でクイズを出すと、子どもたちの「自分もマジックショーに参加している」という意識を高められます。
子どもたちはタネが分かると「自分もできるようになりたい」と練習したり、家でお父さんやお母さんに見せたり、新しいことにチャレンジするきっかけになるかもしれませんよ。
保育園でマジックがおすすめな理由
目の前で予想外の不思議なことが起きるマジックは、子どもの興味や関心を惹きつけるもの。
子どもたちを驚かせたり喜ばせたりするだけでなく、教育的な効果も期待できるでしょう。
手品を通して、楽しみながら子どもたちの力を伸ばすこともできるはずですよ。
ここでは、保育園の出し物でマジックがおすすめな理由を紹介します。
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不思議な現象について深く考えさせる
保育園の出し物で子どもたちにマジックを見せると、目の前で起こった不思議な現象について深く考えさせることができます。
「なんで?」「どうしてだろう?」と思わせることが、子どもたちの知的好奇心をくすぐるのです。
マジックを見た後も、友達や先生と不思議な現象について話すことで、自然とコミュニケーションが生まれるでしょう。
手先を動かす練習になる
マジックは、手先を動かす練習にもぴったり。
子どもにもできる簡単な手品は、「やってみたい!」という気持ちを引き出せます。
マジックは細かい動きが多いので、チャレンジしているうちに自然と手先を上手に動かす練習になるのです。
手品の練習によって興味をもって楽しみながら、手指の器用さを育てられるでしょう。
達成感を得られる
マジックを練習することで、子どもたちは達成感も得られるはずです。
最初はできないかもしれませんが、練習をするうちに少しずつ上手になっていきます。
繰り返し練習することで、諦めないで頑張ることの大切さや、上達する喜びなどが感じられるようになるでしょう。
出来るようになって、お父さんやお母さん、先生に褒めてもらえると大きな成功体験になります。
同じ保育園・幼稚園の年少クラスなどでマジックショーをひらいて、子どもたちに練習の成果を発表させる機会を作ってもいいかもしれませんね。
保育園の誕生会でマジックをする時のポイント
保育園・幼稚園の出し物としてマジックをする場合、普通に見せるだけでは雰囲気が盛り上がらなかったり、子どもたちに感動が伝わりにくかったりすることも。
手品で子どもたちを楽しませるには、いくつか知っておきたいポイントがあります。
それでは、保育園の誕生会などでマジックを見せるときに意識したいポイントをチェックしてみましょう。
子供たちに体感させる
出し物で手品をする時には、子供たちにマジックを体感させることも大切です。
手品をただ見ているだけより、前に呼ばれて実際にやってみる方が強く印象に残ります。
見ている友達から「すごい!」と言ってもらったり、みんなの驚いた顔を見たりすることで、マジックがより楽しく感じられるでしょう。
保育者が一方的に見せるのではなく、子共たちを巻き込んで盛り上げることを意識してみてくださいね。
マジシャンの衣装を着る
保育園の出し物でマジシャン風の衣装を着ると、子どものワクワク感をさらに高めることができますよ。
ジャケットを着ていつもと違う雰囲気を出したり、サングラスや帽子などの小物を使ってみたりするのもいいでしょう。
衣装の準備が難しければ、大きめの黒いゴミ袋を使ってマント風に羽織るのもおすすめ。
先生の服装がいつもと違うと、子どもたちは「今から何か特別なことが始まるぞ!」という気持ちになるはずですよ。
目線の動かし方を意識する
子どもたちにマジックを披露する時は、目線の動かし方も意識しましょう。
手品では観客にタネを見破られないように、視線を誘導するのが基本です。
保育園の誕生会や出し物で見せる時も同じで、注目して欲しいところに子どもたちの目線が行くように、指をさしたり見つめたりして視線を集めてくださいね。
子どもたちにとっては、先生が少しオーバーなくらいに動いた方が、注目するポイントが分かりやすくなっていいかもしれません。
保育園の出し物におすすめの簡単マジック5選
「保育園の誕生会でマジックを見せたいけど、何がいいんだろう?」と悩んでいる保育士さんもいるのではないでしょうか?
子ども向けの簡単な手品は、保育園や幼稚園での実習を控えた保育学生さんにもおすすめ。
大掛かりな準備がいらない手品を覚えておけば、いきなり出し物をすることになっても安心ですよ。
ここでは、簡単なのに子どもたちを喜ばせることができるおすすめマジックアイデア動画を、タネの解説も含めて紹介します。
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飛び出る新聞紙
飛び出る新聞紙は、新聞紙遊びの導入やクリスマスの出し物などにもおすすめのマジックです。
仕掛けになる新聞紙の真ん中を引っ張ると、勢いよく新聞紙が飛び出してきます。
準備するものは、新聞紙とハサミだけ。
新聞紙を切って丸めて切り込みを入れるだけで、子どもの興味を惹きつける手品ができますよ。
一瞬の変化が楽しいので、みんなでおまじないをかけるなどして、子どもの注目をしっかり集めてから見せてあげるといいしょう。
一瞬で水の色が変わる
一瞬でペットボトルに入った水の色が変わるマジックは、タネは簡単なのに大人も驚いてしまうような手品です。
裏に絵の具を仕込んだキャップを、水が入ったペットボトルにつけて振って混ぜることで、水に色が付いて見えるという仕掛けになっています。
絵の具が固まりすぎると色水にならないので、当日やマジック直前に準備するのがいいでしょう。
簡単なのにインパクト抜群のびっくり手品は、保育園の誕生会や出し物にぴったりですよ。
こちらの動画では、子どもの前での演じ方や作り方、製作過程が具体的に紹介されているので、保育士さんや実習生の人はぜひ参考にしてみてくださいね。
宙に浮くペットボトル
こちらでは、宙に浮くペットボトルのマジックが紹介されています。
ペットボトルの後ろに穴を開けて、そこに親指を入れて中に浮いているように見せるシンプルなタネですが、演じ方次第で子どもたちを大喜びさせられる手品です。
使用するペットボトルのラベルは、付けたままにするのがおすすめ。
この動画では他にも、水の色が変わる手品や新聞紙の中に水が入る手品など、保育園や幼稚園におすすめのマジックネタが紹介されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まほうのゆび
「まほうのゆび」は、指が11本に増えてしまう不思議な手品うた。
「先生の指は全部で何本あるかな?」と子どもたちに確認させたあと、「今から魔法の歌をうたうと、先生の指が11本に増えるよ」と言って、まほうのゆびを歌います。
歌に合わせて1本ずつ指を開いていくと、最後には11本になっているマジックです。
演じる時は、子どもたちの視線を指に注目させるのがポイント。
「8がない!」と気付いた子がいたら、次は5を抜かして歌ってみるなど工夫してみてくださいね。
先生が歌って、子どもたちの指でやってみるのもいいでしょう。
事前の準備なども必要なく、どこでもすぐにできるおすすめマジックですよ。
消えるティッシュ
消えるティッシュは、簡単なのに子どもたちがびっくりしてしまうようなマジックです。
1枚のティッシュを手の中にギュッと押し込み、手からはみ出ている部分をちぎります。
ちぎったティッシュをポケットに入れて、先生が手を開くと、手の中にあったはずのティッシュがなくなっているという手品。
まずは左手の中にティッシュを押し込んでいるように見せながら、手の中で少しずつティッシュをちぎって右手に隠し持っておきます。
左手からはみ出た部分をちぎったように見せかけて、隠していたティッシュもろとも全部ポケットに入れてしまうという仕掛けです。
シンプルですが、「なんで?どうして?」と子どもが夢中になるマジックですよ。
保育士にも簡単な手品が知りたいなら
「保育園で子どもたちにマジックを見せてあげたい」「簡単な手品が知りたい」という保育士さんは、マジック動画サイト「Magic Movie Japan(MMJ)」をチェックしてみてはいかがでしょうか?
MMJでは、プロのマジシャンによる分かりやすいマジック解説動画を配信しています。
手品は難易度別に選べるので、子どもにも分かりやすい簡単なものがすぐに見つかるでしょう。
また、「カードマジック」「コインマジック」などのカテゴリーからも選べるので、やってみたい手品から探すこともできますよ。
新しい手品にチャレンジしたい保育士さんは、ぜひMMJの動画でテクニックを身に付けてみてくださいね。
保育園の誕生会や出し物はマジックがおすすめ!簡単な手品で子供たちを驚かせよう
保育園・幼稚園の誕生会や出し物では、子どもたちを夢中にさせるマジックがぴったり。
簡単で分かりやすく、子どもも一緒にできるようなものがおすすめです。
手品は子どもを喜ばせるだけでなく、好奇心を刺激したり、手先を上手に動かす練習にもなるので、教育的にも良い効果が期待できるでしょう。
準備が簡単ですぐにできるマジックを覚えておけば、ちょっとしたレクリエーションの時間にも大活躍すること間違いなしですよ。
定番のパネルシアターや手袋シアターなどのシアター遊びも楽しいですが、今度のイベントでは子どもたちの驚きや笑顔があふれる手品ショーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
この記事のまとめ
- 保育園の誕生会や出し物では、子どもにも分かりやすいマジックがおすすめ
- 手品は子どもの好奇心を刺激し、新しいチャレンジのきっかけを与えられる
- 手品に子どもを巻き込む、保育士がマジシャンの衣装を着るなど雰囲気作りも大切
- 手品を成功させるには、子どもの目線を集めることを意識しよう
- 簡単なマジックは、保育園のイベントや遊びの導入にもぴったり