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簡単マジックのテクニック&ポイントを紹介!誰でもできて盛り上がる手品を解説 2024年3月

2019年2月23日

簡単マジック

初対面の人と会った際に、会話だけで心を通わすのは時間がかかります。

  • 何を話したらいいかわからない...
  • ネタが尽きてしまった...
  • 全く盛り上がらない…

そんな空気感に居たたまれなくなったことはありませんか?

そのような場面でおすすめなのが「マジックを披露することです。

マジックは、人見知りの人や会話が苦手な人でも、その場を盛り上げることができる最強のコミュニケーションツールです。

マジックを武器にいろんな人とコミュニケーションをとれば、交流の幅が広がるかもしれません。

そこで今回は、難易度が低く場所を選ぶことなく誰でもできる簡単なマジックをご紹介します。

どんなマジックも種がある

結婚式や誕生会、記念パーティーなどでよく見かける「マジック」。

どんなマジックにも必ず仕掛けがあるため、その種を暴こうと人はみな目を丸くして見入ってしまうものです。

そしてマジシャンは、種を暴かれまいと魔法を使ったように華麗な動作でマジックを披露します。

 

そんな華麗な技は自分にはできないと、マジックを敬遠する人もいますが、どんなに有名なマジシャンでもはじめは初心者です。

マジックショップで道具や書籍、DVDセットを購入して独学によってマジックを学んでいくマジシャンもいます。

たとえ初心者でも簡単なマジックであれば、やり方さえ理解してしまえば、誰でもすぐに披露することができます

 

そのため、マジックをはじめるときは、まず種をしっかり理解しましょう。

マジックの仕掛けを理解すれば、今までは見て楽しんでいたものが、お客さんに見せて喜ばせる楽しみが増えるかもしれません。

 

マジックを披露するには、種を理解することが必要不可欠です。

一瞬でコインが手を貫通してしまいました!

あなたはこの種を見破ることができましたか?

 

ポイントは「ミスディレクション(注意をそらす)」

簡単マジック

マジックを成功させる最大のポイント、それは【ミスディレクション】です。

ミスディレクションとは「注意をそらす」という意味があります。

すなわち、マジックで種がバレないコツというのは、観客の目をマジックの種とは別のところにそらしておくこと(=ミスディレクションすること)になります。

 

たとえば、左手に注目させておいて、その間に右手でマジックの種を仕込みます。

ここでは観客の目をいかに左にそらすか、それだけを考えましょう。

 

観客の目を操るには、人間のある習性を活用することがポイントです。

人間は動いているものに視線を集中させてしまう」これが習性のひとつにあります。

この習性を有効活用しましょう。

 

まず自分が隠しておきたいマジックの種となる右手は、あまり動かしてはいけません。

演技をしながら上手に左手を動かし、観客の目を左に奪ったところで右手で種を仕込みましょう。

たったこれだけで、マジックの成功率は格段に上がります。

 

マジックには人間の習性や心理が大きく関わってくるため、そういった面の勉強を行うのもマジック上達の秘訣です。

心理学を学べば、相手の行動を読み取る観察眼も培われるでしょう。

 

テクニックで誤魔化す

観客の目をそらすことに慣れてきたら、次は指先のテクニックです。

 

ミスディレクションでマジックの種を仕込む時間を作ったとしても、次の動作をスムーズに行わなければ観客に種がバレてしまって失敗に終わることも…。

そのため、マジックを表現するための高度なテクニックが必要になります。

テクニックがついてくれば、多少のミスは誤魔化すことができるため、どんなマジックも成功しやすくなります。

 

テクニックを上げるには練習あるのみです。

マジックの基本となる「コインマジック」や「トランプマジック」を自宅で練習すればテクニックの上達も早くなるでしょう。

基本の技術を習得しておくことで、他のマジックもしやすくなるため技の幅が一気に広がります。

 

練習は同じ動作を繰り返し行うだけで十分です。

何度も行っているうちに体が覚えるので、気が付いたらときにはテクニックが身についているはずです。

 

プロのマジシャンでも練習は必ず行います。

努力を怠ることなく、テクニックを向上させてかっこよくマジックを披露しましょう。

 

簡単マジック!

簡単マジック

種さえわかってしまえば、練習しなくても誰でもできるマジックがあります。

場所を選ばす気軽に披露できるマジックなので、気心知れた仲間と楽しい時間を過ごすことができます。

さっそくやり方を説明していくので、飲み会や食事会などで披露してみてください。

 

コインが手をすり抜ける!?

わざわざマジック専用の商品を購入しなくても、簡単にできるコインマジックの紹介です。

 

握りしめたはずのコインが一瞬で手の上に出現するというマジックで、お財布の中に入っている硬貨で実践可能です。

今すぐ財布の中から硬貨を1枚とりだして、コインマジックの練習をしましょう。

 

解説

このコインマジックでは、コインの面積が大きい方が成功しやすく、金額が高い方が観客の目を引きやすいため、500円玉の使用がおすすめです。

  • 左手の手のひらの真ん中に、コインを置いて包み込むように握ります。
    (このとき親指と人差し指の間にスキマをあけて、コインの通り道を作ることがポイントです。)
  • 手の甲を上に向けて、右手で左手の甲をさすります。
  • さすったり上下に動かしながら、左手の親指と人差し指のスキマからコインを出して、右手で左手の甲に置く動作を一瞬で行います。
  • 左手の手の甲にうまくコインが乗ったら、ゆっくりと右手を外し、まるでコインが手を貫通したかのような演技をしましょう。

 

【マジックのポイント】

  • 左手を上下する勢いでコインを出して、右手でコインが出てくるところを見られるのを防ぎつつ、瞬時に手の甲に配置することが重要です。

このマジックは、1回でできてしまうなんて人もいるほど簡単なマジックといわれています。

ぜひトライしてみましょう。

 

真ん中のカードが上にくる!?

簡単で誰でもできる代表的なマジックにトランプマジックがあります。

その中でもっとも有名なのは、「山札の真ん中に差し込んだはずのカードが上にきてしまう」という不思議なマジックです。

 

普通のお店で売っているトランプでマジックを行うことが可能のため、早速トランプを手にして実践してみましょう。

 

解説

  • トランプをランダムによく切って、お客様に好きなカードを選んでもらいます。
  • カードを覚えてもらったら山札の中に差し込むのですが、ここがポイント。真ん中に入れたように見せかけて、実は上から2番目に差し込んでいるのです。うまく錯覚させられるように角度を研究しましょう。また、お客様に差し込んでもらう際にも同じことがいえます。
  • カードの束に魔法をかけてからトップカードをめくると、差し込んだはずのカードが出現。ここで、カードを2枚同時にめくる「ダブルリフト」というテクニックが使われています。1番上のカードをめくっているように見せかけて、2枚目のカードを見せているのです。

これだけでも盛り上がりますが、カードを1番上に戻して、トップカードを本当に山札の真ん中に差し込みましょう。

そして1番上のカードをめくれば、当然選んでもらったカードが表れますね。

連続で驚きを提供できるおすすめのマジックです。

 

【マジックのポイント】

  • 2枚のカードを取っていることを悟られないのが最大のコツです。
  • 自然な動作で種に気づかれないように注意しましょう。

最後の段階で「指を鳴らすと差し込んだカードが一番上に移動します」と予言してみると、より盛り上がるかもしれません。

このマジックはコインマジックよりも観客が見破りにくく、衝撃度が高いため、忘年会の余興などで披露すれば盛り上がること間違いなしでしょう。

 

基礎ができたら応用!

簡単マジック

今回ご紹介したコインマジック、トランプマジックは、最も基本的なマジックとなっています。

まずは、この2つをマスターしていきましょう。

基本的なマジックを失敗することなく、人前で披露できるようになれば、マジックの基礎は十分できあがっています。

 

さらに驚きのマジックに挑戦したい、もっとできるマジックを増やしたいという方は、他の技を習得してマジックの幅を広げていきましょう。

 

コインマジックと一口に言っても、その種類は数十種類以上

また、これからもどんどん新しいマジックが開発されていくため、その数は無限大といえるでしょう。

覚えたマジックを応用して、新しい手品を開発するのも醍醐味のひとつです。

 

また、時間と場所を問わず、気軽にマジックを練習したいという人は、インターネット動画を利用するのがおすすめです。

マジック動画サイトMMJ」では、コインマジック、トランプマジックなどの基本的なカテゴリーから、コップマジック、輪ゴムマジックなど本格的なマジックまでさまざまな動画が用意されています。

 

プロマジシャンの種明かし動画で、わかりやすく説明されているので、初心者でも安心してマジックを学ぶことができます。

マジックの基礎をマスターしたら、他にもさまざまな手品を見て、レパートリーを増やしていきましょう。

 

Magic Movie Japan 公式サイト

 

あとはひたすら練習

マジックは種を理解してしまえば、あとは練習あるのみです。

練習を積み重ねることで手先がどんどんと器用になっていき、他のジャンルのマジック習得にも役立ちます。

 

この記事でご紹介したトランプやコインを使ったマジック以外にも、コップや消しゴム、お札、水、ティッシュ、携帯電話、鉛筆など、簡単に手に入る日用品を使ったマジックがたくさんあります。

ぜひ本やネット、動画をチェックしながら家で練習しましょう。

 

さまざまなマジックを習得すれば、会社内や友人の結婚式などで引っ張りだこになること間違いなし!

また、誕生日会やクリスマス会の出し物にももってこいです。

大勢の前で披露するなら人気曲の「オリーブの首飾り」を流して、スマートなマジックで視線を独り占めしちゃいましょう!

 

この記事のまとめ

  • マジックには必ず「タネ」がある
  • 種を理解したら練習あるのみ
  • マジックの練習には動画サイトが役立つ
  • 仲間に手品を披露して人気者になろう

 

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マジックドア編集部

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