自分でもマジックができたらいいなって思いませんか?
ちょっとしたイベントやパーティーのときに、みんなを驚かせることができたら、きっと場は盛り上がるし人気者にもなれます。
「だけど、そもそもマジックって手先が器用な人がするものでしょ?」
そう思ってる人も多いはず。
でも実は、誰でも簡単に、しかも練習もすることなくできてしまうマジックは豊富なんです。

目次
初心者におすすめの超簡単マジックの種明かし5選
さっそく、子どもでもできてしまう超簡単マジックをいくつかご紹介します。
簡単にできますので、あなたもマジシャンになれますよ。
手品の王道トランプカードマジック
手品といえばトランプ。ということで王道のカードマジックです。
ご用意いただくものは、目隠し用のハンカチとお好きなカード3枚。
- 3枚のカードのうち1枚だけ裏側に小さな印をつける
- 3枚のカードを裏向きにし、印がついたカードを真ん中にしてテーブルに並べる
- マジシャンは目隠しをして後ろを向き、相手に好きなカードを選んだもらい、「選んだカードを覚えたら元の位置に戻し、残り2枚は場所を入れ替えてください」と言う
- 目隠しを取り向き直ったら、相手が選んだカードを言い当てる
この手品のタネは、真ん中に置いた印つきのカードにあります。
もし印のついたカードが真ん中に置かれたままなら、相手が選んだカードは真ん中に置いたカードです。
印のカードが端にきていたら、その反対側の端にあるカードが、選ばれたカードとなります。
コインマジック
続いてはコインマジックです。
ご用意いただくものはお好きなコイン1枚のみ。
- 左手のひらの真ん中にコインを置き、そのまま握りしめる
- 右手を左手の甲の上に置き、その状態で手を3回振る
- 握っていたはずのコインが左手の甲に現れる
こちらもタネは簡単です。
左手でコインを握るとき、親指と人差し指の間の穴をちょっと大きくしておきます。
右手を添えて手を振るとき、左手を少し立てて、3回目に大きく振って親指と人差し指の穴からコインを放りだします。
それをそのまま右手でキャッチし、左手の甲の上に置くわけです。
これが一瞬で行われることで、あたかもコインが左手を貫通して移動したように見えるのです。
ペンマジック
お次はペンを使ったマジックです。
準備するのはペン1本。ボールペンでもシャーペンでもなんでもかまいません。
- ペンを両手で持ち、大きく素早くペンを振る
- ペンが消える
トリックは簡単で、腕を振った瞬間にどちらかの手を放し、もう片方の手の中にペンを隠してしまうだけです。
バレないようにするには多少練習が必要かもしれませんが、初心者でもすぐ習得できるでしょう。
割りばしマジック
続いては、まるで割りばしが生き物のように動き出すというマジックです。
ご用意いただくものは割りばし、ホチキス、輪ゴムです。
- 割りばしの太い方を上にして左手で握る
- 割りばしが生きているかのごとく上に上がっていく
タネは輪ゴムの力。
実は、割りばしの細い方を輪ゴムとホチキスで留めているのです。
ただ左手で握っているように見えますが、輪ゴムは左手中指にひっかけています。
右手で下に引っ張っても、左手の力を徐々に緩めると、輪ゴムの力でスルスルと上に上がっていきます。
注意点は、左手の力加減によっては勢いよく飛び出してしまうこと。
何度かやってみてコツをつかみましょう。
コップマジック
最後にご紹介するのがコップの消失マジック。
ご用意いただくものは空のコップ、コイン1枚、コップが隠せるほどの大きさのハンカチまたは新聞紙です。
- テーブルの上にコインを置き、その上にコップを置く
- コップをハンカチまたは新聞紙で包む
- 一度コップをハンカチごと上げて、コインがまだあることをアピールする
- 再度コップを置き、包みの上から手でパンと叩くと、コップは消えてハンカチとコインだけになる
これは人の先入観を利用したマジックです。
包まれたコップは、コインを見せるためにどけたときに、こっそりヒザの上に落としておきます。
ハンカチまたは新聞紙についたコップの型は、あえてそのままにしておくのがポイント。
そうすると、人はコップがまだあると思い込み、コップが消える現象に驚くというわけです。
コップをヒザの上に落とすとき、音が出ないようにだけ気をつけてくださいね。
初心者でも簡単に利用できるマジック道具
マジックは全く道具を使わないものもありますが、やっぱり大半のネタは道具を使います。
よく使われるのはトランプですが、マジックのタネになりうる道具は無数にあるのです。
初心者は日用品がおすすめ
全くの初心者がマジックをする際の、おすすめな道具は日用品です。
まず日用品なら身の回りにいくらでもありますし、仕掛けを仕込むのも簡単ですよね。
どんな場所にだってあるから、ちょっとした集まりでもすぐに披露できてしまうというメリットがあります。
たとえば、ペンやコインなどは誰でも持っていますし、割りばしやコップなどは食事を伴うイベントには必ずあります。
ハンカチやティッシュを使ったマジックも人気です。
また、ほかの人の指輪やお札を借りることでタネも仕掛けもないことをアピールできます。
そのほかにも輪ゴムやキーカード、お客様に女性がいればヘアゴムなども借りることができるでしょう。
変わり種アイテム
専門のマジック用品などを使うのもOKです。
なかにはプロが使うような扱いが難しいものもありますが、初心者が練習なしですぐに使えるものだって少なくありません。
たとえば、火が使えたり喫煙できる場所なら、燃えて消えてしまうフラッシュペーパーなども使えます。
色鮮やかなお花が出てくるステッキも王道ですよね。
定番の鳩もグッズとして売っています。
もちろん作り物ですが、小さくなるので服の下などに仕込めるのが魅力的です。
また、驚きよりも笑いがほしいときはマギー審司さんの鉄板ネタ、びっくりして大きくなる耳もアマゾンなどで買えます。
余興の場が決まっているのであれば、前もって準備しておくといいでしょう。
初心者がマジックを覚えるメリット
マジックには大勢の観客の前で披露する大掛かりなものもありますが、数人の前で披露するテーブルマジックもあります。
相手と近い距離で会話を交わしながら行う基本のテーブルマジックは、実は最高のコミュニケーションツールです。
初対面でも打ち解けられる
日本人は、どちらかといえば人見知りをする人が多いですよね。
とくに初対面の人と会うと、何をしゃべっていかわからず間が持たない。
そんな気まずい経験をした人も少なくないでしょう。
そんなときには手品がおすすめ。
どんな人だって顔を突き合わせてしゃべっているうちに打ち解けていくもの。
だからシンプルで簡単なものであっても、初対面の人と打ち解けるにマジックはピッタリなんです。
初対面率の高い合コンにも最適でしょう。
驚きと笑顔をもたらす
マジックをすると、だいたいの人が驚きます。
そして、驚きのあと笑顔になります。
これもまたマジックの効用のひとつです。
不思議だと思えば、誰だってタネや仕掛けについて考えます。
それはもうあなたのことを強く印象付けたということ。
”楽しませてくれる魅力的な人”に映ります。
マジックにはそういった効果もあるのです。
トークが苦手な人でも盛り上げ可能
人見知りではないとしても、トークが苦手というタイプの方も少なくありません。
でも手品って、しゃべる内容がほぼ決まっているんです。
それは台詞が決まっているお芝居みたいなもの。
そのためトーク力はそこまで重要ではありません。
口下手だって大丈夫です。
大人数相手でもひるむことなく華麗なテクニックを披露すれば、きっと場が盛り上がりますよ!
本格的なマジックを生で見たいならMAGICDOOR
簡単なマジックも楽しいですが、本格的なプロのマジックを生で見てみたい人も多いのではないでしょうか?
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簡単なマジック以外も覚えたくなったら
ここまでご紹介してきたものは、どれも初心者向けの超簡単マジックです。
実際にやってみれば「本当に簡単にできた!」と実感できるでしょう。
もし、あなたがさらなるマジックに挑戦したいと思ったなら、マジック動画で基礎から学んでみてはいかがでしょうか。
「マジックムービージャパン(MMJ)」では、すべてのマジックが動画で説明されています。
種明かし動画はわかりやすく解説されているので、手順にそって楽しみながら練習することができるでしょう。
また、マジックがジャンル別、難易度別になっているのもおすすめポイントです。
簡単なマジックは初心者におすすめ!イベントなどで披露してみよう
マジックは難易度と衝撃度が必ずしも比例しません。
すごくシンプルで単純なタネなのに、それ以上に人を驚かせることができるのです。
簡単マジックはクリスマスやハロウィーンなどお子さんのイベントでも使えますし、忘年会や新年会など大人向けのイベントでも使えます。
ご紹介した以外にも簡単マジックはたくさんあります。
全く練習のいらないものから、ほんの少し練習するだけで習得できるものまで種類もさまざま。
マジックにチャレンジしたいけど、手先が不器用で諦めていたなら、ぜひ初心者向けの簡単マジックからはじめてみてください。
この記事のまとめ
- 子供から大人まで楽しめるマジックは最高のコミュニケーションツール
- 日用品から手品用品まで、マジック道具はさまざま
- まずは練習いらずの簡単マジックからはじめてみよう!