「え!人が入ってる箱が2つに切れちゃった!」
テレビや動画でそういった人体切断マジックを見たことがある人は多いですよね。
人体切断マジックは実際に体を切っているわけではありません。
とはいえマジックのノウハウを一切知らない人にとっては衝撃的ですし、怖がりな人や心配性な人にとっては刺激的なパフォーマンスでしょう。
この記事では、そんな人体切断マジックのトリックや、世界で実際に起きたアクシデントなどを紹介します。
マジックに興味がある人はぜひ読んでみてくださいね!
目次
人体切断マジックはインパクト大!
マジックにはカードマジックやコインマジックなど、さまざまな種類がありますが、人体切断マジックは生きた人間が入った箱を本当に切断しているように見えるので、初めて見た人は「どうなってるの!?」「危ない!」と衝撃を受けるマジックです。
とくにマジックをよく知らない子どもたちは、箱の中に入った人が大丈夫か、マジックの終盤までドキドキが止まらないでしょう。
もちろん、本当に人間の体を切るわけではないので安全性は問題ありませんが、何度見てもヒヤッとする定番のマジックです。
人体切断マジックの実際のタネや仕掛けは?
「箱に入ったアシスタントを切っているわけではない」とは知っていても、素人であれば、人体切断マジックの実際のタネや仕掛けを知っている人はあまり多くはないはずです。
まずは、人体切断マジック・イリュージョンの仕掛けを解説します。
YouTubeに種明かし動画があるので、ぜひ見てみてくださいね!
スケルトンの箱でわかる土台での移動
まずは、2人の男性マジシャンが、軽快なリズムに乗って人体切断マジックを披露している動画を紹介します。
最初にいつも通りのマジックを披露して、後半にスケルトンの箱を使ってマジックの種明かしをしています。
種明かしを見るまでは、「人間の顔と手と脚がバラバラになってる!」と思ってしまうほど驚愕のマジックです。
ノリノリでマジックが行われているので、「中がどうなっているか」を考えるよりも、楽しげな演出についつい引き込まれてしまいますよね。
後半の動画を見ればわかる通り、金髪の男性が入った箱に仕掛けがあるのではなく、ステージ全体に仕掛けがあるのです。
舞台の下が空洞になっているため、その中を行ったり来たりしているというものすごくシンプルなタネでした。
しかし、空洞になっているといっても幅が狭く、たくさん練習を重ねないと自然な動きをするのは難しいでしょう。
小柄な人しか無理?仕掛けは「体を丸める」
続いて、数人の怪しげな人たちによる人体切断マジックの紹介です。
女性が寝ている台の上に、上半身・下半身と2つに分けて箱を被せ、人体を切断していくというマジックです。
このマジックのタネは非常に簡単で、「女性が箱に入り全てがセットされたら、女性が体を丸め、上半身が入っている箱に下半身も入れる」というシンプルなもの。
箱を大胆に切断するので「本当に箱の中の人は大丈夫?」とドキドキしてしまいますが、もちろん大丈夫です。
このマジックをするには、小柄で細身な人でないと上半身の箱に体が上手く収まらないので、身長が高すぎる人や太っている人は難しいかもしれません。
上半身と下半身が別人!
この人体切断マジック動画は、アシスタントの女性が怪しげなマジシャンの体を切断するという内容です。
マジシャンがボックスの中に入り、手と足を出しているので、箱が切断される瞬間に息を呑みます。
しかし、このマジックにはボックスと台に仕掛けがあります。
手と足が出ているので、まるで1人が切断されているように見えますが、実はもう1人潜んでいて、実際ボックスの中には2人の人間が入っています。
上半身と下半身は別人で、お互いに台の下の空洞の中に体を折り曲げているので、箱を大胆に切断されても大丈夫なのです!
それでも切断する機械の場所が少しでもズレていたら、仕掛け人の体に本当に触れてニュース沙汰になってしまう危険性も…。
動画を視聴した人のコメントに「とても不愉快なトリックだ」とあるように、全くリスクがないとは言えないかもしれません。
これは失敗!人体切断マジックの衝撃アクシデント
プロのマジシャンによるマジックはほぼ100%失敗しませんが、練習不足の素人がやれば、失敗してしまうこともあります。
テレビではもちろん失敗した映像は流れないので、ほとんど目にする機会はないはずですが、インターネットの動画サイトには失敗した映像がアップされていることも...。
ここでは人体切断マジックにおける2つのアクシデント映像を紹介します。
椅子が倒れてネタバレ
この動画では、上半身と下半身が別の人物であるというタネのマジックが行われています。
しかし、プロのマジシャンが行うマジックに比べて、見るからにボックスの耐久性がなさそうですし、土台の机も安定感がなくグラグラしています。
箱の中に女性が入ったのはいいですが、入ったときよりも明らかに女性の身長が伸びており、足が出てくるタイミングが不自然です。
そして極めつけとして、机を移動させる際に上半身側の椅子が倒れてしまい、箱の中に1人ずつ入っていることがバレてしまいました。
あまりにもドジな失敗なので、マジックをした人たち自身が笑っていますね。
爆竹を投げ込まれ強制的に種明かし
こちらは中国の動画で、「上半身と下半身が分裂しているように見せる」という方法のマジックです。
マジシャンの手に装着してある台に乗って、体をかがめた状態で迷彩柄の上着だけを着ている人がいるので、まるで上半身だけのように見えます。
マジシャンが、もう片方の手で、男性の脚が入ってるかのようにふくらみのある迷彩柄のズボンを持って、体がバラバラになっていることをアピールしています。
順調にマジックが行われていましたが、途中で爆竹を投げ込まれてしまい、上に乗っている男性が逃げるためにジャンプした結果、強制的に種明かしをすることになってしまいました。
日本ではなかなか花火の季節でなければ爆竹を持っている人はいませんし、ましてやマジック実演中の人に向かって火のついた爆竹を投げることも考えられないので、海外ならではの衝撃映像といえるでしょう。
トリックがわからない!すごすぎる人体切断マジック動画を紹介
全てのマジックには100%トリックがありますが、中にはどうやっているのか、トリックが全然わからないマジックもあります。
人間の想像を超える、すごすぎる人体切断マジック動画を紹介します。
完全に切り離されているはずなのに…
この動画は、いろいろな人の才能を発掘する海外で人気があるオーディション番組です。
このマジックには、トリックがある箱も登場しませんし、何度見てもトリックを見破ることができません。
動画のコメント欄を見ると、「上半身しかない男性をマジシャンが雇っていて、ロボットみたいな動きをしている脚の部分はズボンで隠されている」と書かれており、上半身は足のない生身の人間で、下半身は機械の可能性があると推測されています。
それにしても、体がもとに戻ったときに軽やかに動いているのも不思議です。
関連動画の欄にこのマジックのトリックを解説している動画もありますが、自分でトリックを明かすのも楽しいですよ!
タチの悪いドッキリをしかける謎の男
続いて、野外で次々と人を驚かせるドッキリをしかけるイタズラ動画です
この動画では、男性の体が雄叫びとともに突然真っ二つになり、下半身を上半身が抱えた状態で、足をぴょこぴょこさせて動き回っている様子が確認できます。
マジックとしてはもちろん面白いですが、街を歩いているときにこの人が現れたら、驚きすぎて逃げてしまうかもしれませんよね。
とくにエレベーターは密室なので、パニックに陥る気持ちもわかります。
今すぐできるマジックから挑戦しよう
マジックはパーティーにお呼ばれしたときや、結婚式の2次会など、さまざまなシチュエーションで披露するのに最適です。
人体切断マジックは仕掛けを隠すためにいろいろな物が必要になりますが、カードマジックやコインマジックであれば、身近なアイテムだけで披露することができます。
何か特別な商品を買う必要はないので、手軽にチャレンジが可能というわけです。
マジック動画情報サイト「Magic Movie Japan」では初心者向けのマジックから、上級者も楽しめるマジックまでカテゴリ別でたくさん紹介されています。
新しい趣味をはじめたいなと思っている人にはとてもおすすめです。
タネのある人体切断マジックなら素人でもできるかも!
「素人にマジックは難しいでしょ」と思っている人が多いかもしれませんが、ダイナミックなマジックほど実はトリックが簡単だったりします。
タネのある人体切断マジックなら、しっかり事前準備をすれば素人でもできるでしょう。
しかし、机や椅子、箱を使うときに、あまりに耐久性のないものだと、倒れてネタばれしてしまう可能性があります。
手品に関するブログや動画を参考にして、どうやったら上手くいくのかを自分なりに考えて、練習を重ねてみてくださいね!
また、プロマジシャンのパフォーマンスを目の前で見るのもおすすめです。
動画では気付かないようなポイントや実演の流れがわかるでしょう。
実力派のプロマジシャンが多数在籍しているマジシャン派遣「MAGICDOOR」は、さまざまなシーンやイメージに合わせて、あなただけのプランを提案してくれます。
人体切断マジックを取り入れたマジックを生で見たいという方は、ぜひ一度気軽に問い合わせをしてみてください。
この記事のまとめ
- 人体切断マジックといっても、実際に体を切っているわけではない
- 人体切断マジックはインパクトが強いけれど、トリックはシンプル
- トリックを見ると簡単に見える人体切断マジックでも、スムーズに魅せるには場数を踏む必要がある
- 手軽なマジックから学びたい人は動画を観ながらの練習がおすすめ