家にたくさんの友達を呼んで、食事をするのは楽しいですよね。
そんなときにみんなで盛り上がれるゲームがあれば最高です。
テレビゲームも良いのですが、大人数いたときは向きません。
たくさんの友達が集まったときはカードゲームで盛り上がってみてはいかがでしょうか。
カードゲームといってもさまざまな種類がありますが、大人数でもできる定番ゲームといえば「大富豪」。
今回は、みんなで楽しめる大富豪について解説していきます。
目次
大富豪ってどんなゲーム?
大富豪は「大貧民」と呼ばれることもあり、地域によってもゲームルールが多少変わってくるトランプゲームです。
まずは大富豪の一般的な公式ルールを解説していきます。
基本ルール
大富豪は3~7人向けのカードゲームです。
最初に親を決めます。
その親がカードをまんべんなく切ってから参加者に均等に配ります。
親が手札の中から好きなカードを出すことでゲームスタートです。
カードを出していく順番を決めてから、親が出したカードよりも強いカードを出していきます。
強いカードを持っていない場合は、パスしなければいけません。
また、強いカードを持っているけれど、温存するために出したくない場合にあえてパスすることも可能です。
カードを出せる人がいなくなったら、最後にカードを出した人が親になります。
最初と同じように親は好きなカードを出すことができます。
これを繰り返していき、早く手持ちのカードがなくなった人が勝利というルールです。
強いカードとは
カードの強さはジョーカーが最強となります。
その後、2 ⇒ 1 ⇒ 13 ⇒ 12 ⇒ 11 ⇒ 10 ⇒ 9 ⇒ 8 ⇒ 7 ⇒ 6 ⇒ 5 ⇒ 4 ⇒ 3 の順番で弱くなっていきます。
最強のジョーカーを単独で使用したときに、唯一スペードの3が出せる「スぺ3返し」というルールもあります。
わかりやすい!簡単!やり方を解説
基本的なルールやカードの強さがわかったところで、ゲームの流れや追加ルールについて解説していきます。
ゲームの流れ
はじめはじゃんけんなどで親を決めて1回目のゲームを行いますが、2回目以降は上がり順によって階級が付けられます。
例えば、5人で行った場合には上がり順によって1位が大富豪、2位が富豪、3位が平民、4位が貧民、5位が大貧民となります。
大貧民になってしまうと、次ゲームで手札の1番強いカードと2番目に強いカードの2枚を、大富豪の手札の1番弱いカードと2番目に弱いカードと交換しなければいけません。
貧民も、自身の持つ1番強いカードと富豪の1番弱いカードを交換することになります。
つまり、一度大貧民になってしまうと弱い手札が増えるため、革命状態を起こさないとなかなか大富豪にのし上がることが困難になります。
※ 平民はカード交換なし
大富豪においてゲームの流れを見ることは、勝敗を決める要素の1つです。
いかに自分が親であるときに有利にゲームを進めるかで、勝敗が左右します。
強いカードを持っていても、最後までなかなか出さずに追加ルールを使用したり、他の人の手持ちカードが少なくなってから、2や1など強めのカードを出したりと、戦略によっては1抜けも夢ではありません。
どのタイミングで勝負をしかけるのかで勝敗が決まります。
タイミングを見誤ると、自分が一気に不利になってしまうこともあるので、ゲームの流れをしっかり見て上手な駆け引きが必要です。
大富豪は心理的要素も含まれているカードゲームなので、相手の動きをしっかり見ながら手札を着実に減らしていきましょう。
初心者が覚えるべきプラスのルール
大富豪は地域によってもルールが異なります。
そのルールをローカルルールと呼ぶこともあります。
プラスのルールをどこまで適用するのかということも地域によって変わるので、他県民とゲームをする際は確認が必要です。
まずは初心者が覚えるべき追加ルールを解説していきます。
8切り
「8切り」とはその名の通り、8のカードを出すとその回を強制的にリセットすることができるルールです。
8を出した人が親になり、好きな手札を出して新たな回がスタートします。
これはこの後解説する階段やペアの場合でも、8を含んでいたら8切りが成立することになります。
階段
「階段」とは、同じマークのカードが連番で3枚以上あるときに、それらのカードをセットで出すことができるルールです。
3枚以上のカードを出すことができるので、一気に手持ちのカードを減らすチャンス。
次の人も同様に、さらに強い階段カードを同じ枚数出さなければいけません。
革命
同じ数字のカードを4枚出すと「革命」が起こります。
革命が起こるとカードの強さが逆転します。
ゲームの終盤に革命が起こると参加者のゲームプランが大きく崩れるので、自分が劣勢だった場合、優勢に変えるチャンスです。
革命が起こると2や1のカードを温存していた人は一気に不利になり、もう少しで勝利を手にすることができたのに、一気に最下位になってしまうこともあります。
大人数で大富豪をやるときには、同じ数字のカードが4枚揃うことはかなり低確率のため、なかなか革命は起こりません。
もし5~6人で大富豪をやっているときに革命が起これば、全プレイヤーは大混乱に陥るでしょう。
しばり
「しばり」とは、同じマークが2人連続で出された場合に適用され、次のプレイヤーも同じマークのカードしか出せないというルールです。
手札で同じマークが複数ある場合は有利となります。
例えば「ハートの5とクラブの5」の2枚を場に出し、次の人が「ハートの7とクラブの7」を出したら、次の人は8以上のハートとクラブのペア以外出すことができません。
ジョーカーであがることはできない
大富豪には禁じ手も存在しています。
それは「ジョーカーあがり」です。
ジョーカーは最強のカードなので、最後に出せば絶対にあがれることになります。
それではつまらないので、ジョーカーであがることを禁止するというルールです。
このルールを知らずに最後にジョーカーを出してしまうと、禁じ手を使用したとして問答無用で最下位(大貧民)になってしまいます。
また、ローカルルールによってはジョーカーの次に強い2あがりも禁じ手になることがあります。
大富豪をはじめる前には、プレイヤー同士でルールをしっかりと確認しておきましょう。
このルールは勝敗に直結するので、しっかりと押さえておくことが大切です。
まだまだ種類はある!大富豪オリジナルルール
大富豪にはオリジナルルールというものも存在しています。
特殊ルールを起用すれば、戦略性が高くなるため盛り上がりも最高潮となるでしょう。
超ハイレベルな大富豪の追加ルール
大富豪の基本的なルールに4切り、激縛り、逆縛りといった3つの要素を加えると、かなりハイレベルな戦いが繰り広げられるでしょう。
4切り
「4切り」とは、8切りのときに4を2枚出すことで8切りを返すことができるルールです。
普通の大富豪であれば8を出した時点で、8切りが成立して自分が親になるのですが、4切りのルールが加わることによって8切りを阻止される可能性がでてきます。
激縛り
「激縛り」とは、同じマークのカードが連番で出されたときに、次の人は同じマークの次の数字しか出せないというルールです。
例えば、ハートの3の次にハートの4が出された場合には次の人はハートの5しか出すことができません。
逆縛り
「逆縛り」とは、縛りが成立して同じマークのカードしか出せなくなったときに、1つ下の数字のカードを出すことができます。
例えば、ハートの5の次にハートの10が出された場合、次の人はハートの9を出すことができます。
もちろん次の人はハートの8を出すことができるので、8切りのルールと組み合わせて逆縛りを使うと戦略的にカードを減らすことができます。
2人でやる大富豪
大富豪は大人数で遊ぶイメージがありますが、2人で遊ぶことも可能です。
ルールについては大人数で遊ぶ大富豪と同じです。
しかし、人数が少ないことで手持ちのカードが多くなります。
そうすると、普段なかなか成立することが稀な革命も頻繁に起こります。
勝負の流れがコロコロと変わり、どちらが勝つのか最後までわからないのが「2人大富豪」の醍醐味です。
みんなでわいわいするならトランプマジックもおすすめ
大富豪は何回でも遊ぶことで楽しみが増すゲームなので、つい熱中してしまい「もう1回、もう1回」と継続してやりたくなってしまいます。
他にも、トランプを使用して周りと盛り上がれる遊びの1つにマジックがあります。
大富豪で休憩したいとなった場合のブレイク時にはもってこいです。
「トランプマジックって難しそう」といった声も聞こえそうですが、誰でもできる簡単なマジックがいくつも存在します。
マジックを少しでもやってみたいと思う人は、マジック動画配信サイト「マジックムービージャパン(MMJ)」がおすすめです。
MMJでは、プロのマジシャンがマジックの種を動画で解説しているため、初心者でもわかりやすく習得できるようになっています。
マジックを学ぶために解説書などを読み込むのも良いのですが、文字だけだとなかなかイメージが掴みにくいでしょう。
動画サイトで視覚的にマジックを理解することで、素早い習得が可能です。
また、トランプマジック以外にもコインマジックや輪ゴムマジックなどテーブルマジック全般を取り扱っているというところです。
華麗なマジックを披露できれば、パーティーの主役となれることでしょう。
マジックを1つでも覚えておくと、会社の忘年会や新年会などでも役立つことがあります。
いきなり余興をやるように上司から無茶ぶりされたときに、トランプマジックを披露すればその場を切り抜けることが可能です。
そんな万能性の高いマジックを覚えて、周りの人を楽しませてみましょう。
少人数から大人数までできる大富豪
子供の頃に大富豪で遊んだ経験がある方は多いはずです。
大人になってから大富豪をやってみると、戦略性の高さからなかなか盛り上がれるカードゲームであることに気付き、はまってしまうことがあります。
大富豪は大人数でも少人数でも楽しめます。
これを機に大富豪の基本的なルールやローカルルールなどを理解して、大富豪で大盛り上がりしましょう。
この記事のまとめ
- 大富豪はホームパーティー向き
- 大人数でも少人数でも楽しめる
- ローカルルールを覚えるとさらに楽しい
- 大富豪の合間にトランプマジックでブレイクタイムを過ごそう