ポーカーゲームをやったことがある人なら、一度は出してみたいと思うのが「ロイヤルストレートフラッシュ」ですよね。
ポーカーの役(ポーカーハンド)は全部で9種類ありますが、ロイヤルストレートフラッシュはその中でも最強の役であり、もっとも奇跡的な組み合わせとして知られています。
ロイヤルストレートフラッシュはどれくらいの確率で出るものなのでしょうか。
今回は、ロイヤルストレートフラッシュをはじめとするそれぞれの役が出現する確率を調べてみました。
目次
ロイヤルストレートフラッシュが出る確率
ポーカーは5枚のカードを組み合わせ役を作ります。
そのなかでも最強といわれる「ロイヤルストレートフラッシュ」。
この最強の役が出る確率を紹介します。
初手で「ロイヤルストレートフラッシュ」が出る確率
同じマーク(スート)の5枚のカードが連続する組み合わせである「ストレートフラッシュ」の1つ。
同じマークで、なおかつ数字が1番高い順(A、K、Q、J、10 )に揃ったものです。
日本ではロイヤルストレートフラッシュといいますが、一般的にはロイヤルフラッシュと呼ばれます。
ロイヤルストレートフラッシュは、選び方が4通りしかないので、出現の確率は約1/649,740。
同じロイヤルストレートフラッシュ同士の場合、より強いマークのカードを持っているほうの勝ちになります。
交換した場合「ロイヤルストレートフラッシュ」が出る確率
初手でロイヤルストレートフラッシュが出る確率は、宝くじ100万円が当たる確率の1/10万よりもはるかに高く、簡単に体験できることではありません。
それでは、1度だけカードを交換した場合の、ロイヤルストレートフラッシュが出るおおよろの確率をご紹介しましょう。
- ロイヤルリーチが掛かっている場合:1/47
- ロイヤル関連カードを3枚持っている場合:1/1,081
- ロイヤル関連カードを2枚持っている場合:1/16,215
- ロイヤル関連カードを1枚持っている場合:1/178,365
- ロイヤル関連カードを持っていない場合 :1/383,485
交換した方が初手よりも確率は上がりますが、やはりなかなか出現しないことがわかりますね。
その他のポーカーの役(ポーカーハンド)の種類と確率
ロイヤルストレートフラッシュ以外にもポーカーの役はたくさんあります。
その他のポーカーハンドの種類と確率も合わせて確認してみましょう!
フォーオブアカインド
フォーオブアカインドは、同じ数字のカード4枚で作られる役です。
日本ではフォーカードともいわれます。
フォーオブアカインドの出現の確率は約0.024%。
同じフォーオブアカインド同士の場合、数字が大きい組み合わせの方が勝ちです。
同じ数字のランクの場合は、より大きいキッカー(役に関係のないカード)を持っている方の勝ちになります。
フルハウス
フルハウスは、3枚が同じ数、残り2枚も同じ数のカードの組み合わせです。
フルハウスが出現する確率は約0.14%。
同じフルハウス同士の場合、まずは3枚の組み合わせで大きい数字の方が勝ちになります。
3枚の組み合わせのランクが同じ場合、2枚の組み合わせでより強い数字を持っている方の勝ちになります。
フラッシュ
フラッシュは、5枚のカードがすべて同じマークの組み合わせです。
フランシュが出現する確率は約0.2%。
同じフラッシュ同士の場合、より強いマークを持っている方が勝ちになります。たとえばAが入っているフラッシュは「Aハイフラッシュ」と呼びます。
ストレート
ストレートは、マークに関係なく数字が連続したカードの組み合わせです。
ストレートが出現する確率は約0.39%。
同じストレート同士の場合、より強い数字が連続している方の勝ちになります。
たとえば7が一番強いストレートは「7ハイストレート」と呼びます。
スリーオブアカインド
スリーオブアカインドは、同じ数のカード3枚の組み合わせです。
日本ではスリーカードということもあります。
スリーオブアカインドが成立する確率は約2.1%。
同じスリーオブアカインド同士の場合、3枚の組み合わせで大きい数字がある方が勝ちになります。
3枚の組み合わせのランクが同じ場合、残り2枚のキッカーで、より強い数字を持っているほうが勝ちです。
ツーペア
ツーペアは、同じ数字のカード2枚が2組ある組み合わせです。
ツーペアが成立する確率は約4.75%。
同じツーペア同士の場合、大きいペアの数字が大きい方が勝ちになります。
まったく同じツーペアの場合は、残り1枚のキッカーのランクで勝負を決めます。
ワンペア
ワンペアは、同じ数字のカード2枚が1組ある状態です。
ワンペアが出現する確率は約42.25%。
同じワンペア同士の場合、より大きい数字がある方が勝ちになります。
ランクが同じ場合、キッカーのランクが高い方が勝ちになります。
ハイカード
ハイカードというのは、役がない状態です。
日本ではブタともいわれます。
ハイカードが出現する確率は約50%。
ハイカード同士では、より強い数字を持っている方の勝ちになります。
この他にも、ジョーカーを手札に加えて5枚とも同じ数とするファイブカードという役を使うポーカーもあり、その場合ファイブカードはロイヤルストレートフラッシュよりも強い役とします。
イカサマ?手品?ロイヤルストレートフラッシュを人為的に作る動画
非常に出現確率が低いとされるロイヤルストレートフラッシュを、いとも簡単に出してしまう動画がYouTubeにいくつかあります。
いわゆるイカサマと呼ばれるものですが、手品やマジックのようなものも多いのです。
そこで、実際にロイヤルストレートフラッシュを人為的に出現させる動画をご覧ください。
カードをしっかりシャッフルしているにも関わらず、1組のカードセットがロイヤルストレートフラッシュに揃っています。
ほかにも、実際にポーカーをしながら行うトリックや、数字もマークもバラバラのカードを一瞬にして揃えるトリックなど、さまざまなイカサマテクニックが存在します。
混ぜていると見せかけて実際は順序が変わらないシャッフルや、別に持っていたカードと入れ替えるマジックなど、あらゆる技を取り入れることで実践可能です。
見破るために身に付けるポーカーでありがちなイカサマテクニック
ポーカーには、よくイカサマがあるといわれます。
実際にカジノで、カードに細工をしたり、他のプレイヤーと共謀したりして不正を働いたら大問題になりますが、遊びの中でのジョークとして楽しむなら問題ありません。
イカサマテクニックを身に付けたら、友人に披露してみませんか?
きっと驚くこと間違いなしです。
ここでは、簡単にできるポーカーのイカサマテクニックを紹介していきます。
袖隠し
自分が出したいカードをあらかじめ袖に隠して置き、いざというときに出すというものです。
残念ながら一度しか使えないトリックですが、誰でも簡単にロイヤルストレートフラッシュを出すことができます。
セカンドディール
カードを配る際、山札の上から1枚目のカードを配っていると見せかけて、実は上から2枚目のカードを配るというものです。
好きなカードを好きなタイミングで出すことができます。
スムーズに配るテクニックが必要ですが、何度か練習すればできるようになるはずです。
ボトムディール
カードを配る際、山札の上から1枚目のカードを配っていると見せかけて、実は山札の1番下のカードから配っているというものです。
山札の1番下にあらかじめロイヤルストレートフラッシュのカード5枚を仕込んでおき、相手には山札の上からカードを配ります。
自分は山札の下からカードを配れば、簡単にロイヤルストレートフラッシュを出すことが可能です。
セカンドディールと比較すると、難易度は高めです。
イカサマも一種の手品?
ポーカーのイカサマには、手品やマジックのテクニックを応用しているものも少なくありません。
練習をすれば誰でもすぐにできそうなものもあります。
マジックの動画サイト「マジックムービージャパン(MMJ)」では、トランプを使ったマジックの実演動画が多数配信。
プロのマジシャンによる解説つきの動画なので、とてもわかりやすく、すぐに実践できそうなものばかりです。
ポーカーで周りの人を驚かせてみたいという人は、動画を参考に練習してみてはいかがでしょうか。
ロイヤルストレートフラッシュの確率はごくわずか!奇跡の役の揃えてみよう
ポーカーの数ある役のうち、もっとも出る確率の低いロイヤルストレートフラッシュ。
”奇跡の役”ともいわれていますが、手品やマジックのテクニックを応用すれば、誰でも簡単に出現させることができます。
ちょっとした仕掛けで、少し練習すればすぐにできるものばかりです。
ロイヤルストレートフラッシュを一度でいいから出してみたいという人は、ぜひ試してみてください。
この記事のまとめ
- ポーカーは世界3大カードゲームの1つ
- ロイヤルストレートフラッシュが出る確率はかなり低い
- 手品やマジックのテクニックでロイヤルストレートフラッシュは出せる
- ポーカーのイカサマのほとんどがマジック