子どもからお年寄りまで、誰もが知っているカードゲームといえばトランプですよね。
ひとりやふたりなどの少人数で楽しめるものから大人数も楽しめるものまで、トランプにはいくつものゲームがあります。
今回は、ひとりでも楽しめるトランプゲームを徹底的に紹介します。
占いも可能なので、習得してお友達にも教えてあげましょう。
目次
あらゆる能力を育てるトランプ
トランプは、子どもの算数の力や判断力、集中力、記憶力などの能力を育てるために役立つ知育玩具としても知られています。
トランプ遊びを通して、数字の大小など、数の概念を学ぶことができます。
ゲームによっては判断力や集中力、記憶力だけでなく、相手の手を予想する推測力なども身につけることが可能です。
また、ルールを守ることの大切さや、勝敗の経験、感情のコントロールなど、生きていくために必要な社会性も自然と身に付けることもできるため、幼少期にトランプをすることは知性の形成の面にとても役立つでしょう。
【占い可能】ひとりで遊べる面白トランプゲーム
何人でも楽しむことができるトランプゲームですが、ひとりで遊べるゲームやトランプ占いも数多くあります。
紹介するものはすべて、成功するか失敗するかというゲームです。
占いに活用する際は、その結果が現在の運勢に直結するイメージとなります。
失敗しても気にしなくてOK!
さっそくやり方をひとつずつ確認していきましょう。
「ソリティア」
ソリティアは、黒と赤のカードを交互に数下がり列を作るゲームです。
Windowsユーザーにはおなじみで、世界中で長い間愛され続けています。
やり方
- カード52枚を裏返した状態で、左から順に1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚と7列に並べ、この7列は場札、残りは山札になります。
- これとは別に4組分のスペース、組札をつくります。
- 場札列の先頭のカードをすべて表向きにします。
- 色違いで連番のカードがある場合、小さい数字のカードを大きい数字の列に移動させます。数字がつながっている場札は、まとめて移動することができます。
- 場札が移動できなくなったら、山札からカードを1枚ずつめくり、動かせるカードが出たら、場札に重ねることができます。
- 動かせないカードが出た場合は、もう一度山札のカードをめくります。さらに、場札がなくなった列には、任意のKを置くことができます。場札は同種札ごとAから順番に数上がり列で、組札に置いていきます。
- 最終的に52枚すべてのカードを組札に置くことができれば成功です。
動かせるカードが完全になくなってしまった場合は手詰まりとなります。
単純にひとつのゲームとして楽しめるでしょう。
「ゴルフ」
ゴルフは、山札のカードの数字と隣接する数字の場札のカードを消していくゲームです。
やり方
- 場に横7列、縦5列の35枚を表向きに並べて場札とし、残りを山札とします。
- 山札からカードを1枚引いて台札とし、台札の数字と隣接する数字のカードが場札の一番下のカードの中にあれば、それを取って次の台札とします。これを繰り返していきます。(台札列はマークに関係なくジグザグ列になります)
- 場札を引くことができなくなったら、山札から新たに1枚引きます。
- これを繰り返し、山札がなくなる前に場札がすべてなくなったら成功です。
ゴルフが成功したら願い事が叶うとされています!
「時計」
時計は、カードの数字を時計の時刻通りに揃えるゲームです。
なかなか成功できないゲームのため、運勢占いにも使われます。
やり方
- 4枚ずつ重ねたカードの山を、時計の文字盤のように12時の位置から時計回りに配置します。
- 中心にも4枚のカードの山を置き、天札をめくります。
- めくったカードの数字と「同じ時間」の位置にある山へ、めくったカードを移動させます。
- めくったカードを置いた山の底札をめくり、同じように出た数字の時間の山へ移動させます。
- これを繰り返していき、すべてのカードを移動させることができたら成功です。
Kは中央に揃えますが、先にKが揃ってしまった場合は失敗となります。
4枚のカードがすべて表向きになった山の数が多ければい多いほど、運気が良いとされています。
なかなか成功できないゲームのため、成功したなら運勢は最高潮!
「ピラミッド」
トランプをピラミッド型に配列し、数字の合計が13になるカードを取り除いていくというゲームです。
やり方
- 1段目は1枚、2段目は2枚と、ピラミッド型にカードを裏向きに並べます。
- 7段目のみ表向きにして並べ、残りのカードは手札とします。
- 表向きのカードの中で、2枚を合計して13になるカードか、Kがあれば取ることができます。
- 取れるカードがない場合は手札をめくり、場札と合わせて13になるカードであれば使うことができます。
- 手札を使用してもカードを取れない場合は、手札をいったん捨てて屑札とし、積んでおきます。屑札の天札を使って合計が13になれば、カードを取ることができます。
- 7段目のカードがなくなったら6段目のカードを表向きにし、繰り返していきます。
- 場札がすべてなくなり、ピラミッドが崩れれば成功です。
このゲームは、屑さらい(屑札をひっくり返し、もう一度手札として使うこと)が一度だけ認められています。
ピラミッドもトランプ占いとしてよく使われており、残ったトランプが少ないほど運気が良いとされています。
「カップル」
カードを縦横に4枚ずつ並べて、縦・横・斜めに同位札があったら取っていくというゲームです。
やり方
- 縦横4枚ずつを表向きにして並べ、残りのカードは手札として持ちます。
- 縦・横・斜めに同じ数字のカードが2枚あったら、1組のカップルとして取り除きます。
- 空席は上の段から順番に、右から左へとカードを移動して詰めて、手札から補充していきます。
- 手札がなくなるまで【2~3】の動作を繰り返します。
- 最終的にすべてのカードがなくなれば成功です。
せっかくカップルという名がついているので、恋愛運を占ってみてはいかがでしょうか。
簡単?難しい?透視トレーニング
トランプで簡単に透視トレーニングができることをご存知ですか?
ここでは詳しいやり方を解説していきます。
カード当て
まずはトランプの色を当ててみましょう。
52枚のトランプをよくシャッフルして、一番上のカードから、色が赤なのか黒なのか予想してください。
このときカードに意識を集中させて選びましょう。
確率は1/2。
すべてのカードの色を予想し、当たったかどうかを記録しておきます。
次にマークの透視練習です。
同じようにすべてのカードを予想し、結果を記録しておきます。
確率は1/4になるので、「色当て」よりは当たりにくくなってきたのではないでしょうか。
「色当て」「マーク当て」ときたら、いよいよカード当てにチャレンジです。
確率は1/52と一気に低くなるためほとんど当たらないかもしれませんが、気にせず同じようにすべてのカードを予想し、結果を記録してください。
この練習を毎日行うようにしましょう。
的中率を上げるには?
最初はなかなか当たらないかもしれませんが、数をこなすうちにだんだんと的中するようになってきます。
的中率を上げるためには、まずはリラックスすることが大切です。
そして、目を閉じて集中力を高めてみましょう。
あまりあれこれ考えず、直感で答えるのがポイント。
毎回つけていた記録を見て、成功パターンや失敗の傾向を分析することも大切です。
色は合っているのに数が合っていないなど、当たらなかったときのパターンを把握したうえで、意識しながら練習を重ねていくと効果的です。
こっそりトランプマジックを習得しよう
ひとりでも楽しめるトランプには多くのゲームがあります。
そして、占いや知育、超能力のトレーニングなど幅広いジャンルで使われています。
もうひとつ、トランプがよく使われるジャンルといえばマジックではないでしょうか。
有名なのは
- 選んだトランプが一番上に上がってくる「アンビシャスカード」
- 選んだカードだけが表になる「トライアンフ」
- エースが4枚揃う「フォーエース」
こういったマジックのテクニックを身につけることができたら、さらにトランプで遊ぶのが楽しくなると思いませんか?
マジック動画情報サイト「Magic Movie Japan(MMJ)」では、誰でもすぐに実践できる簡単なトランプマジックの動画を多数配信しています。
プロのマジシャンによる丁寧な解説&種明かしつきなので、初心者の人でもすぐに理解できます。
トランプマジックに挑戦してみたい人は、ぜひ利用してみてください。
トランプでひとりの時間を楽しもう
トランプひとつあれば、いつでもどこでも楽しむことができます。
トランプゲームやトランプ占いの種類はとても多いので、毎日やっていたとしても飽きることはないでしょう。
トランプを使った透視トレーニングやトランプマジックもおすすめです。
トランプ遊びの幅がぐんと広がりますし、ひとりの時間もより充実するのではないでしょうか。
この記事のまとめ
- トランプで楽しくひとり遊びができる
- 幼少期からトランプに触れることで知育にもなる
- トランプはマジックや占いにも使われる