世界中で親しまれているトランプカード。
トランプ1組あれば暇をつぶすことができる優秀アイテムです。
トランプには、気軽にできるババ抜きや、記憶力勝負の神経衰弱をはじめとするさまざまなゲームがあります。
今回の記事では、一人で遊べるトランプゲームや、数人~大人数で盛り上がれるトランプゲームを3つ紹介します。
ゲームを楽しむポイントや攻略法までお伝えしますので、各ゲーム内容を知っている方も知らない方も、ぜひチェックしてみてください!
目次
1人で遊ぶ!【ソリティア】の遊び方
まずは気軽に楽しめるトランプゲームとして、1人遊びの王道「ソリティア」を紹介します。
基本ルール
【用意するもの】
- ジョーカー以外のトランプ52枚
並べられたトランプを見て、スペード・ハート・ダイヤ・クラブの各マーク毎に、A~Kの13枚を決められた順番に揃えていくゲームです。
【カードの並べ方】
左から順に7枚並べ、その下の段に1枚ずらして重ねるようにして6枚並べ、その下の段に…と、下記のように並べていけばOK。
- ○●●●●●●
- ○●●●●●
- ○●●●●
- ○●●●
- ○●●
- ○●
- ○
※○→表・●→裏
【Aに重ねる順番】
A → 1 → 2 → 3 → 4 → 5 → 6 → 7 → 8 → 9 → 10 → J → Q → K
並べられたカードを、赤と黒交互で数字の順番(大きい順)になるように移動させていきます。
このとき、必ず色は赤と黒交互でなければいけません。
ゲームの流れ
トランプをシャッフルし、前述のフォーメーションになるように並べてゲームスタート。
ゲームの流れ
- 表向きのカードの数字を見て、赤と黒の連番になるものを探す
「例:赤9と黒8」
★Aが出たら、別枠に置く(最終的に4種類のマークをここに集める) - 小さいカードを大きいカードのところに移動させる
「例:赤9の下に黒8※やや重ねておく」
※複数枚を移動させることも可能 - 縦の列に表向きのカードがなくなったら、その列のカードを1枚表にする
「例:黒8を移動させたため、そこの列のカードを表にする」 - カードの移動ができなくなったら、山札のカードを1枚ずつめくり、場札と連番になるなら重ねる
★Aに続く同じマークのカードが出現したら、Aに重ねる - 一連の動作を繰り返す
- Aの上にKまで重ね、場のカードがなくなったら成功!
楽しめるポイント
ソリティアは、必ずしも成功するとは限りません。
そのため、恋愛運や金運などに絡めて「成功したら3日いないにいいことが起きる!」とゲーム開始前に設定すると、ワクワクしながらゲームを楽しむことができるのでおすすめです。
もしゲームに慣れてきて、いつやっても成功するようであれば、山札のカードを1枚ずつめくるのではなく、2枚ずつ、3枚ずつ…と変えてみてください。
難易度をアップさせることができ、やりがいも出てきますよ!
4人で激闘!子供でも遊べる【うすのろ】の遊び方
「うすのろ」は反射神経の良さが勝敗を左右する、スピード感あふれるトランプゲームです。
ここでは4人プレイでの遊び方を解説します。
4人集まったら、ぜひこちらのカード遊びで盛り上がりましょう!
基本ルール
【用意するもの】
- 同じ数の4枚×4組、合計16枚のトランプ
※例「A」「2」「3」「4」を、各マーク4枚ずつ - コイン3枚
- 紙とペン
手持ちのカードを隣の人に渡し、反対隣りの人からカードをもらいながら、プレイヤー間でカードを交換していき、同じ数字カードが4枚揃ったらコインを取ります。
誰か1人のカードが揃ってコインを取る動きを見せたら、他のプレイヤーもコインを取ることができます。
1番反応が遅くコインを手にできなかった人が負けです。
紙に「う」と書き、「う」「す」「の」「ろ」の時点、つまり4回負けた人が完全敗北となります。
ちなみに空白の列ができたら、Kを頭として移動させることができます。
ゲームの流れ
16枚のカードをしっかりシャッフルして配れば、1人4枚ずつ行き渡ります。
場の中心には3枚のコインを置いてください。
ゲームの流れ
- 手札を見て「これはいらないな…」と思ったカードを右隣の人に渡す
- 左隣の人からカードを受け取り、同じ数字が手元に4枚集まるまで、同様の動きを繰り返す
- 4枚揃った瞬間、もしくは他のプレイヤーがコインを取ろうとする瞬間にコインをGETする
- 1人出遅れてコインを取れなかったら、そのプレイヤーは負けカウント1が加算される
いかに早く反応できるかで勝負が決まるのが「うすのろ」の特徴です。
楽しめるポイント
最初に、完全敗北した人の罰ゲームをいくつか考えておくと、とても盛り上がります。
自分の手札が揃ったときに素早くコインを取りにいくのはもちろんですが、このゲームのポイントは誰かがコインを取ったときにいかに早く反応できるかが鍵となります。
周りも似たようなことを考えているため、全員が様子をうかがっているのがなんともシュールな光景です。
また、最初に配られたときの手持ちのカードから、何の数字を揃えるかの判断もポイントです。
たとえば、手札が「A・2枚」「2・1枚」「3・1枚」だとして、Aを4枚集めることにするとします。
しかし、回しても回してもAが手元にこないなら、他の誰かがAを2枚持っていて、まったく同じことを考えている可能性大。
そのため、あえて2枚あるものから回して他プレイヤーの数字を揃えさせ、素早くコインを取る…という戦法も選べます。
2人~大人数におすすめ!【ダウト】の遊び方
複数人いるときにおすすめのトランプゲーム「ダウト」。
「疑う」「信用しない」などの意味を持つ「ダウト」は、その名のイメージにぴったりの騙し合いのゲームです。
人数が増えるごとにカードが揃う確率が下がるので、4人くらいがベストです。
とはいえ、3人や5人、6人でもやろうと思えばできます。
「うすのろ」に限らず、「うすのろまぬけ」など文字数を増やすのもアリです。
罰ゲームが強烈なほど、勝ち負けが決まるまでデッドヒートすること間違いなし!
基本ルール
【用意するもの】
- ジョーカー以外のトランプ52枚
嘘をついたりつかなかったりしながら、1人ずつ手持ちのカードを場に出していきます。
カードがないからといって、自分のターンをパスすることはできません。
誰か1人でも手札がなくなれば、その時点でゲーム終了。
手札がなくなった人が勝利として、手札のカード枚数が少ない順に順位づけます。
【カードを出す順番】
A → 1 → 2 → 3 → 4 → 5 → 6 → 7 → 8 → 9 → 10 → J → Q → K
ゲームの流れ
トランプをシャッフルし、裏向きで全員に均等に配ります。
カードを出す順番を決めておいてください。
ゲームの流れ
- 1番目の人は「A(1)」と宣言しつつ、手持ちのカードを裏向きで場に出す
- 2番目の人は「2」、3番目の人は「3」…と、順番ずつ手札を出していく
- K(13)まで到達したら、再びA(1)に戻って一連の流れを繰り返す
- 手持ちのカードがなくなった人が現れたらゲーム終了
これだけではただの作業です。
ダウトの面白みは、お互いを探り合うことにあります。
ダウトはパスができないため、宣言すべきカードがない場合でも、手札を出さなければいけません。
他のプレイヤーは「嘘をついているかも…」と思ったら、そのタイミングで「ダウト!」とコールすれば、カードを表にして確かめることができます。
嘘を見抜ければ「嘘をついた人」が、嘘ではなかったら「ダウトコールした人」が、場に集まった山札を手持ちのカードとして引き取らなければいけません。
楽しめるポイント
ダウトを楽しむために重要なのは、次の2点です。
- 相手の嘘を見破る攻めの姿勢
- カードがなくても何食わぬ顔で宣言し、嘘だと思わせない
誰しも嘘をつかなければいけないターンはありますから、そこを見抜いていくことが勝利を掴むための秘訣です。
そのためには、相手の表情や声のトーンなど、観察力が必要になってきます。
また、嘘を見破られてしまっては、せっかく減らした手札が増えてしまいますので、演技力も大事といえるでしょう。
嘘をついていないときに、あえて妙にうさんくささを出してみることで、他のプレイヤーのダウトコールを引き出すこともできます。
全員が消極的だと盛り上がりに欠けるため、一番最初から騙し合いがはじまっていると考え、相手の嘘をどんどん見抜いていきましょう!
トランプといえばトランプマジック
ゲームだけでなくマジックアイテムとしても親しまれているトランプ。
トランプマジックの技術を習得するなら、マジック動画配信サイト「Magic Movie Japan」の視聴がおすすめです。
王道のトランプマジックやコインマジックなど、初心者でもすぐにできるテクニックもたくさんあります。
ぜひ種明かし動画を参考に技を磨いてみてください!
また、マジシャン派遣サービスを活用すれば、トランプマジックを生で見ることもできます。
マジシャン派遣サイト「MAGICDOOR」には実力派のプロマジシャンが多数在籍しています。
パーティーや結婚式などのイベントで、想い出に残るサプライズを企画したいという方にはとくにおすすめですよ!
盛り上がるトランプゲームはまだまだある!
ローカルルールが数えきれないほどある「大富豪」や、カジノでお馴染みの「ポーカー」、大人から子どもまで楽しめる「7並べ」、スリリングなチーム戦「人狼ゲーム」など、他にも楽しい&盛り上がれるトランプゲームはたくさんあります。
親や友達、恋人など、相手やシーンに合わせて楽しめるゲーム選びができたらベストです。
あらゆるジャンルのゲームを覚えて、トランプゲームマスターになってみてはいかがでしょうか?
この記事のまとめ
- 1人で遊べる「ソリティア」は、自己流ルールの追加で難易度を上げることができる
- 4人におすすめの「うすのろ」は、瞬発力と集中力によるスピード勝負
- 大人数で楽しめる「ダウト」は、ポーカーフェイスを演じつつお互いの嘘を暴くことでさらに盛り上がる