世界中で最も有名なカード遊びといえばトランプゲームですね。
どこの家庭にも必ずあるといっても過言ではなく、子どもから大人まで幅広い年代で楽しむことができます。
トランプゲームというと複数の人数で行うイメージが強く、なかなか2人でトランプをしようとはならないものです。
しかし、2人でも楽しめるゲームはたくさんあります。
そこで今回の記事では、2人で遊べるおすすめ度MAXの面白トランプゲームを紹介していきます。
目次
トランプゲームについて
トランプゲームとはその名のとおり、トランプを使ったカード遊びです。
ゲームの種類はとても多く、その数は数百種類ともいわれており、地域によって基本ルールが異なることもあります。
日本でもよく知られている定番のものから、少しマイナーなものまで多種多様なトランプゲームは、いくつかのジャンルに分けることができます。
たとえば
- ババ抜きや七並べ、大富豪といった「手札を早くなくしていくゲーム」
- ポーカーやジンラミーなどの「マーク(スート)や数字などの役を競うゲーム」
- ナポレオンやスペードのような「得点で点数を競うゲーム」
- ブラックジャックのような「決められた数字に近づけていくゲーム」
- ソリティアやピラミッドなど「1人で遊ぶペーシェンス系のゲーム」
などです。
シャッフルされて配られるカードによって、有利か不利か決まる運要素の強いゲームが多いなか、神経衰弱のような記憶力がメインとなって勝者が決まるゲームもあります。
2人で遊べるトランプゲーム5選
子どもでも楽しむことができる、非常に簡単でシンプルなルールのトランプゲームを5つ紹介します。
詳しい遊び方、そして相手プレイヤーに勝つためのポイントなどもまとめました。
手先の器用さも求められる「スピード」
2人でできるトランプゲームの定番中の定番「スピード」。
台札の数字と連番になるカードを自分の場札から出していき、手札を早くなくすゲームです。
- 自分と相手の手札を赤いカードと黒いカードに分ける
- それぞれ手札から場札4枚を配置する
- 同時に手札から台札を1枚ずつ出す
- お互いが出した台札2枚の連番となるカードが場札にあれば台札の上に重ねる
- 空きとなったスペースには手札のカードを置く
マークや色は関係なく、数字だけを見ましょう。
先に手札と場札がなくなったほうが勝ちとなります。
勝つためのポイントは、やはりスピードと判断力です。
とにかく相手より早く台札に重ねましょう。
台札と場札を捉える広い視野も必要です。
ルールの簡単さが自慢「戦争」
戦争は、出されたカードの強さで勝敗が決まるゲームです。
【カードの強さ】※右に行く毎に強い
2 ⇒ 3 ⇒ 4 ⇒ 5 ⇒ 6 ⇒ 7 ⇒ 8 ⇒ 9 ⇒ 10 ⇒ J ⇒ Q ⇒ K ⇒ A
【1】裏向きに伏せられた手札の中から1枚を選ぶ
【2】一斉にめくって場に出す
【3】一番強いカードを出した人が、出されたカードを全て獲得する
どちらかの手札がなくなった時点でゲームが終了し、最終的に手持ちカード枚数が多いほうの勝ちです。
運の強さが肝ですので、勝つためには強いカードが来るように祈るしかありません。
答えは1/2「ハイ&ロー」
最初に出された台札よりも自分の出したカードが大きいか小さいか当てる、シンプルで賭け要素の強いゲームです。
大人数用ルールもありますが、ここでは2人用ルールを解説します。
- 最初に親を決めて、親は裏向き・子は表向きで手札から1枚カードを出す
- 自分のカードの数字が相手より大きいかを予想する
→予想が当たったら「自分と相手のカードをもらう」
→予想が外れたら「カードは捨て札になる」 - 親を交代し、手札がなくなるまで行う
最終的に多く当てたほうが勝ちです。
勝つためのポイントはなんといっても判断力。
可能性が低いほうを予想するといった勝負をしにいくこともできますが、基本的には「表のカードが3なら裏のカードはそれよりも大きい=ハイ」など、確率的に予想するのがおすすめです。
ウソを見破れ!「ダウト」
カードを裏返しにして数字の順番に出していき、手札をなくしていくゲームです。
- 最初に親を決め、親が「1」と言いながら「1(A)」のカードを裏向きにして場に出す
- 次の人は「2」と言いながら「2」のカードを出す
- 以後13(K)まで順番に出す(13までいったら、また1へ)
先に手札がなくなったほうが勝ちです。
…これだけでは味気なく終わってしまいますよね。
このゲームの面白いところは、宣言と違うカードを出してもいいということ。
つまり、自由にウソがつけるのです。
自分のターンで出せるカードがなかったら、別のカードをしれっと出しましょう。
手持ちにあるのにあえて別のカードを出す、というのもひとつの方法です。
もちろん相手もウソをついている可能性があります。
相手の出したカードがウソだと思ったら、素早く「ダウト」と言いましょう。
- ウソが発覚したら…
→ ウソをついた人が場に出ているすべてのカードを手札に加える - ウソをついていなかったら…
→ ダウトをかけた人が場に出ているすべてのカードを手札に加える
勝つためのポイントは、ウソをつく場合はいかに本当のカードのように出すか、そして本当のカードを自然にウソっぽく出すといった演技力です。
ダウトをかける場合は、場に出ているカードをしっかり記憶して、ダウトになるカードを予想すること、そしてカードを出した人の表情や仕草をよく見てウソを見破りましょう。
終わるまでハラハラ「ジジ抜き」
同じ数字のカードが2枚そろったら場に捨て、手札を減らしていくゲームです。
ババ抜きはジョーカーがババですが、ジジ抜きは山札の中からカードを1枚だけ抜いてジジとします。
そのためジョーカーは使いません。
- 1枚だけ抜いたカードを配る
- 同じカードのペアは取りのぞく
- 順番に相手の手札を引いて、ペアができたら取りのぞく
最後までペアにできないジジを持っている人が負けとなります。
勝つためにはジジを持たないようにすることですが、ジジがどのカードからわからないため、このゲームも運次第となります。
運試し勝負として楽しみましょう!
トランプゲームに飽きたらマジックにチャレンジ!
トランプには、ゲーム、占い、マジックなどさまざまな遊びの方法があります。
トランプゲームの途中で、相手をちょっと驚かせたい...となったときに便利なのがマジックです。
トランプマジックは、誰でもできる簡単なマジックがたくさんあり、少し練習すればすぐにでも披露することができます。
簡単なマジックを習得する近道としておすすめなのは、動画を見ることです。
マジックの情報サイト「Magic Movie Japan(MMJ)」では、初心者向けのマジック動画が多数配信されています。
プロのマジシャンによる解説動画を見ながら、トランプマジックを練習してみてはいかかでしょうか。
トリックがわかれば簡単に覚えることができます。
相手を驚かせるのにもってこいの方法ですよ!
2人で遊べるトランプゲームの魅力を体験してみよう
近年でゲームといえば、テレビゲームやオンラインアプリを思い浮かべる人も多いでしょう。
今回ご紹介したトランプゲームも、オンラインゲームとして遊べる時代となりました。
しかし、実際に対面で行うトランプゲームには緊迫感や臨場感があり、アナログにしかない魅力がたくさんあります。
とくにダウトは心理戦のため、お互いの表情や些細な動作を見ながら行う必要があります。
場所を取らないアイテムなので、いつでもどこでも場所を選ばずに、遊ぶことができるのもトランプの魅力のひとつ。
あなたがもし、なんとなくパソコンやスマホに飽きているなら、オンラインゲームにはない実際のトランプで楽しさをぜひ体験してみてください。
この記事のまとめ
- トランプゲームにはさまざまな種類がある
- トランプは1人でも大人数でも、老若男女が楽しめる
- 対戦相手と真剣勝負ができる2人用トランプゲームは盛り上がり必須!
- トランプで遊びも手品もできる