スリーカードポーカーはカジノゲームとしても有名で、世界中の人がプレイする人気のトランプゲーム。
「ちょっと難しそう…」と思われるかもしれませんが、ルールがシンプルで分かりやすいので初心者の人にもおすすめですよ。
目次
スリーカードポーカーの基礎知識
一般的なポーカーは、5枚のカードでプレイすることが多いですが、スリーカードポーカーでは3枚のカードで役を作って勝負します。
いろんな種類があるポーカーの中でもルールが分かりやすく、世界中にプレイヤーがいる人気ゲームです。
まずは、スリーカードポーカーの基礎知識からチェックしてみましょう。
あわせて読まれています
カジノのトランプゲーム11選!バカラやポーカーなど人気ゲームがオンラインで簡単にできる?
カジノでは、トランプを使ったさまざまなゲームが行われています。 名前を聞いたことがある人も多いであろうポーカーやバカラだけでなく、マニアックなゲームもルールを知れば楽しいものがたくさんです。 MD編集 ...
続きを見る
アンティ・ペアプラス・コール・フォールド
スリーカードポーカーには、アンティ、ペアプラス、コール、フォールドなどのゲーム用語があります。
アンティは、ゲームに参加する時にまず賭けるチップのことです。
ペアプラスは勝敗に関係なくワンペア以上の手役が揃った時に、配当金をもらうために賭けるチップ。
コールはプレイやベットとも呼ばれ、ディーラーと勝負をする場合に賭けるチップのこと。
フォールドは、「負けた」と判断した時にゲームから降りることで、選ぶとアンティに賭けたチップを失います。
スリーカードポーカーをプレイする前に、ゲーム用語をしっかり覚えておいてくださいね。
テーブルの仕様
スリーカードポーカーをプレイするテーブルには、チップベット(チップを賭けること)するために、チップを置くエリアが設定されています。
まず、ゲームに参加する時は「アンティ(Ante)」にチップを置いて、ディーラーと勝負する意思を示しましょう。
「コール(Call)」は、手元のカードでディーラーと勝負する時に、アンティと同額のチップを追加で置くエリアのこと。
コールは、プレイするテーブルによって「プレイ(Play)」「ベット(Bet)」と表示されていることもあります。
「ペアプラス(Pair Plus)」は勝敗ではなく、ペア以上の役が出ることに賭けるエリアです。
スリーカードポーカーのルール
スリーカードポーカーの基本的なルールは、5枚でプレイするポーカーと同じです。
ルールもシンプルで、プレイしたことがある人ならすぐに覚えられるでしょう。
還元率が高いので、オンラインカジノなどでも人気がありますよ。
それでは、初心者も楽しく遊べるスリーカードポーカーの基本ルールを紹介します。
あわせて読まれています
ポーカーの役の強さ順一覧!ルールやカードの役が出る確率についても紹介
人気のトランプゲーム「ポーカー」は、数字やマークなどを揃えて役を作り、その強さで他のプレイヤーと勝負するゲームです。 「初めてプレイする」「やってみたい!」という人は、まずは基本的なルールやカードの強 ...
続きを見る
チップの賭け方と金額を決める
オンラインカジノなどでスリーカードポーカーをプレイする場合は、チップの賭け方と金額を決めましょう。
ゲームがスタートしたら、アンティ、ペアプラスのどちらか、もしくはアンティとペアプラス両方にチップを賭けてください。
どれに賭けるかによって勝利金が変わるので、どこにいくら賭けるかは大切なポイントになりますよ。
3枚のカードが配られる
チップを置くと、プレイヤーにはオープンで、ディーラーには裏返した状態で3枚のカードが配られます。
追加でカードが配られたり山札と交換したりすることはなく、配られた3枚のカードで勝負するのがスリーカードポーカーです。
最初に配られたカードを見て、自分の手札でディーラーに勝てるかどうか判断して勝負しましょう。
【パターン1】アンティに賭けた
アンティに賭けた場合は、自分の手札を見て「コール」で勝負するか、「フォールド」でゲームを降りるか選択します。
コールを選んだ場合は、アンティと同額のチップをコールに賭けましょう。
勝てばチップがゲットできますが、負けるとアンティとコールに賭けた両方のチップを失います。
フォールドを選ぶと、アンティに賭けたチップは没収です。
ディーラーが勝負する時
プレイヤーが「コール」か「フォールド」を選択したら、ディーラーは自分の手札をオープンにします。
ディーラーは個人の意思が影響しないように、役がなくてもQ(クイーン)以上のカードがある場合は勝負するというルールがあるのです。
プレイヤーが勝った場合は、アンティとコールのそれぞれに対して1倍の獲得チップ額になります。
ディーラーが勝負しない時
ディーラーは、手札によって勝負できない時もあります。
役が1つもない、もしくはJ(ジャック)以下のカードしかない場合、ディーラーは強制的に勝負ができなくなり、プレイヤーの勝利となるのです。
ディーラーが勝負しない時は、アンティに賭けたチップの1倍と、コールで賭けた分がそのまま戻ってきます。
【パターン2】ペアプラスに賭けた
ペアプラスでは、勝敗ではなく手札に役が揃うかどうかに賭けます。
そのため、ディーラーが自分の手札をオープンにする前に、配当がもらえるかどうかが決まるのです。
もらえる配当は、役によって変わります。
役ができなかった場合は、ペアプラスに賭けた分は没収です。
ちなみに、フォールドしてゲームを降りた場合は、役ができていてもアンティとペアプラス両方にベットしていたチップが没収されます。
スリーカードポーカーの役と揃う確率
スリーカードポーカーでは、手札に強い役ができていれば勝率が高くなります。
ただし、一般的なポーカーと違ってフラッシュよりストレートが強いので、間違えないように注意してくださいね。
また、手役が揃う確率を把握しておくことも大切なポイント。
スリーカードポーカーでの役や、勝った時に貰える配当、出現する確率などをチェックしておきましょう。
手役 | アンティ | ペアプラス | 確率 |
ストレートフラッシュ | 5倍 | 40倍 | 約0.22% |
スリーカード | 4倍 | 30倍 | 約0.24% |
ストレート | 2倍 | 6倍 | 約3.26% |
フラッシュ | 2倍 | 4倍 | 約4.966% |
ペア | 2倍 | 2倍 | 約16.94% |
ハイカード(ブタ) | 2倍 | なし | 約43.98% |
ノットクオリファイ | なし | なし | 約30.41% |
役と配当
スリーカードポーカーの役の強さ(ハンドランク)は、ストレートフラッシュ、スリーカード、ストレート、フラッシュ、ペア、ハイカードの順番です。
数字は強い順にA、K、Q…の順番で、2が最も弱くなります。
スート(トランプの絵柄)には、強弱がありません。
ゲームサイトやオンラインカジノなどで設定されているルールにもよりますが、アンティボーナスと比べて、ペアプラスの配当は高くなっていることが多いです。
ストレートフラッシュ
ストレートフラッシュは、「ハートの5」「ハートの6」「ハートの7」など、同じスートで数字が連続している役です。
スリーカード(スリー・オブ・ア・カインド)
スリーカード(スリー・オブ・ア・カインド)は「ハートの5」「ダイヤの5」「クローバーの5」など、同じ数字のカードが3枚揃った役です。
ストレート
ストレートは「ハートの5」「ダイヤの6」「クローバーの7」など、違うスートで数字が連続している役です。
フラッシュ
フラッシュは「ハートの5」「ハートの8」「ハートのA」など、同じスートで数字が連続していない役です。
ペア
ペアは「ハートの5」「ダイヤの5」など、同じ数字のカードが1組の役です。
ハイカード(ブタ)
ハイカード(ブタ)は、「ハートの5」「ダイヤの8」「クローバーの10」など、役が何もできなかったカードです。
ノットクオリファイ
ノットクオリファイはディーラーの手札がQ以下(クイーンハイ未満)で、ディーラーに勝負の資格がなかった場合のことです。
確率と勝負所
スリーカードポーカーでは、役が揃う確率と勝負所を押さえておくことが重要なポイントです。
スリーカードポーカーで「ハイカード」になる確率は、約43.98%。
自分がハイカードだったら諦めたくなるかもしれませんが、ディーラーも同じくハイカードである可能性が高いのです。
そのため、ペアがあればディーラーと勝負できると思って良いでしょう。
「ハイカードだけどA、K、Qいずれかのカードを持っている」という場合も、思い切って勝負してみると勝てる可能性がありますよ。
スリーカードポーカーの必勝法
スリーカードポーカーで勝率を上げるためには、いくつか知っておきたいポイントがあります。
「はじめてプレイする」「なかなか勝てなくて悩んでいる」という人も、ポイントをおさえれば勝負に勝てる確率がアップするかもしれませんよ。
ここでは、スリーカードポーカーで勝ちたい人必見の必勝法を紹介します。
あわせて読まれています
トランプのサイズは「ブリッジサイズ」と「ポーカーサイズ」がある!2種類の違いを徹底比較
トランプにサイズがあるってご存じでしたか? トランプには「ブリッジサイズ」と「ポーカーサイズ」の2種類があるんです! 普段何気なくポーカーや他のカードゲームなどで遊んでいる人は、気にしたことがないとい ...
続きを見る
ペアプラスで一発逆転
まずは、ペアプラスにベットして一発逆転を狙う方法です。
スリーカードポーカーでペア以上の役が揃う確率は低いですが、計算上4回に1度は出現することになっています。
もし「5回連続でハイカードだった」という場合は、次に思い切ってペアプラスのベット額を上げると、今までの負けを取り返せるくらいの配当がゲットできるかもしれませんよ。
K+6以上は勝負
役が完成していなくても、「K+6」以上の場合は勝負してみましょう。
「K+6以上のハイカードになる確率」と「ディーラーがノットクオリファイになる確率」を合わせると、50%近くになります。
つまり、プレイヤーとディーラーの勝負はほぼ互角ということ。
手元にQ以上のハイカードがある場合は、思い切って勝負に賭けてみましょう。
ノットクオリファイは降りる
ディーラーはJ以上のカードがなければ、ノットクオリファイになり勝負ができません。
ハイカードになる確率とノットクオリファイになる確率から計算すると、ディーラーが手札にA、K、Q以上のハイカードを持っている確率は約47%になります。
そのため、プレイヤーが持っているのがハイカードで、さらにA、K、Qがない場合は、勝負せずに降りた方が安全だと言えるでしょう。
逆にA、K、Qを持っているのなら、フォールドせずに勝負してみると良いですよ。
スリーカードポーカーの心理戦はマジックにも活かせる
スリーカードポーカーは、ディーラーとの駆け引きを楽しむ心理戦です。
相手の心を読むのは、マジックのテクニックにも活かすことができますよ。
「マジックムービージャパン(MMJ)」では、プロによる分かりやすいマジック解説動画を紹介しています。
難易度やカテゴリからも選べるので、チャレンジしてみたいマジックがすぐに見つかるはずですよ。
スリーカードポーカーが好きな人には、トランプを使ったマジックもおすすめ。
無料で楽しめる動画もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
スリーカードポーカーの強さは思い切りの良さ次第!オンラインカジノで遊んでみよう
3枚の手札でプレイするスリーカードポーカーは、シンプルなルールで初心者にもおすすめ。
しかし、ディーラーとの駆け引きや戦略など、やればやるほど奥深さが楽しめるゲームでもありますよ。
役が完成していないと「ハイカードだから勝負はやめておこう」と思うかもしれませんが、勝つためには思い切りの良さも大切です。
確率と勝負所をおさえて、積極的にプレイしてみましょう。
ゲームでスリーカードポーカーに慣れてきたら、オンラインカジノなどで楽しく遊んでみてはいかがでしょうか?
この記事のまとめ
- スリーカードポーカーは、シンプルなルールで分かりやすいトランプゲーム
- 基本ルールは一般的なポーカーと同じだが、配られたカードで勝負することや役の強さなどが少し違う
- ペアプラスに賭けると、勝ち負けに関係なく配当ゲットのチャンスがある
- スリーカードポーカーでは、ハイカードでも勝てる可能性がある
- 勝負所をおさえて、思い切り良くプレイするのが勝利への近道