中村龍平さんとは、超人系や頭脳系のマジックを得意としているプロマジシャンです。
しかし、実際に中村龍平さんのマジックショーを見た人は、「これはマジックなの?」と目を疑うような超人的なパフォーマンスや頭脳を駆使したパフォーマンスを多く披露しています。
公式Twitterのアカウント名や公式サイトのプロフィールにも「マジシャン?」と書いているのです。
そんな超人系マジシャンの彼は、どのような経歴でプロマジシャンになったのでしょうか。
目次
中村龍平とは
- 名前:中村龍平(なかむら りゅうへい)
- 出身地:岐阜県岐阜市
- 血液型:B型
中村龍平さんは、岐阜県岐阜市出身のプロマジシャンです。
小学校4年生の頃から、作文で「将来の夢はマジシャン」書くほどマジシャンへの憧れを小さい頃から強く持っていました。
そして、夢を叶えるためにマジックコンテストへの出場や路上パフォーマンス、カナダへの留学でマジックの腕を磨き、現在は三重県の他に愛知県名古屋市や春日井市、一宮市などを中心にプロマジシャンとしての活動を行っています。
中村龍平さんのマジックはコインやカードを使ったオーソドックスなものから、犯罪技術を用いた危険術系、フォーク曲げのようなサイキック系と幅広いです。
それらのオリジナルマジックは、世界中でも高い評価を得ています。
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カナダで修行し日本で活躍
中村龍平さんは手品の修行をするために、カナダのトロントへマジック留学をしています。
トロントはさまざまなマジックショーが見られる「トロントマジックカンパニー」や大規模なマジックグッズショップが多く、マジックの本場と呼ばれているのです。
そんなトロントでストリートパフォーマンスやレストランのマジックショー出演で腕を磨いた中村龍平さんは、「トロントジョージブラウンタレントコンテスト」での優勝という実績を手に日本へと帰国しました。
超人的な頭脳派パフォーマー
中村龍平さんは超人的な頭脳派パフォーマンスも得意としています。
頭脳派パフォーマンスとは超人的な頭脳や記憶力、計算力を取り入れたパフォーマンスの総称です。
その中でも、中村龍平さんが得意とするのはルーブックキューブを使ったパフォーマンス。
目隠しをしながらルービックキューブを解く「目隠しルービックキューブ」や、ジャグリングをしながらルービックキューブを解く「ジャグリングルービックキューブ」など、超人的なパフォーマンスを披露しています。
サイキック系マジックも得意
中村龍平さんの得意なマジック分野には「サイキックマジック」というジャンルもあります。
サイキックマジックとは、念動力を使って物体を移動したり変化させたりする演出で行われるマジックです。
- スプーンを曲げる
- 物体を浮かせる
といったマジックが有名ですが、「超能力や不思議な力で超常現象を起こす」という前提で行われるマジックは、このジャンルに分類されます。
中村龍平が出したマジックDVD
中村龍平さんのオリジナルマジックは世界中で高い評価を受けており、「マジッククリエイター」としても世界中のマジシャンにオリジナルマジックを提供しています。
中村龍平さんが実際にマジックを行い、そのマジックについて道具ややり方について解説しているマジック解説DVDも2本発売されているので、超人系マジックをモノにしたい人は参考にしてみてください。
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Untouched / エスパー
「Untouched / エスパー」の内容は、手で触れずに物体を動かすテレキネシスのパフォーマンスと解説です。
動画の中で中村龍平さんは
- グラス
- フォーク
- トランプ
- 観客に借りた紙コップ
などのさまざまなものを自在に動かして観客を驚かせています。
パフォーマンスを行っているのは日中のストリート。
周囲には多くの通行人が集まっていました。
そんな中で堂々とマジックを披露できる落ち着きは、トロント留学での路上パフォーマンスの成果なのでしょう。
動画では1つのセットアップだけでできる、「サイキック・エフェクト」について日本語で解説されています。
分かりやすく丁寧な解説なので、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。
Aiden / スタンド
「Aiden/スタンド」は、霊現象をテーマにしたオカルト色強めの演出を楽しめるマジックDVDです。
動画内で中村龍平さんは、観客が思い描いたマークを自在に動くペンを使って紙に書き写していきます。
それは超能力やマジックではなく霊体を召還して行っているというのです。
演出が本格的なためかなりリアルな霊的存在を感じますが、使われているメソッドは比較的単純なもので道具や演技についても詳しく解説されているので挑戦しやすいでしょう。
中村龍平のパフォーマンス
中村龍平さんのパフォーマンスは肉体的な訓練を積んだものも多く、普通のマジックとは違う独特な世界観が楽しめます。
例えば、中村龍平さんの人気パフォーマンスには、
- 燃え盛る炎を飲み込むものや水晶玉を自在に操るもの
- 頭脳で驚くべき計算術を見せつけるもの
などが挙げられます。
その中でも、特に中村龍平さんらしさが味わえるパフォーマンス動画をピックアップしました。
ファイヤーイーティング
「ファイヤーイーティング」は燃え上がる松明の炎を口で咥えたり、食べてしまったりするパフォーマンスです。
ファイヤーイーティング
- 松明に灯した炎で掌や衣装を撫ぜる中村龍平さん。
- ステージの中心で炎を高々とかざすと、ゆっくりと口に炎を近づけていきます。
- しかし、最初の1本は口に入る直前に炎が掻き消えてしまいました。
- すかさず松明に炎をつけ直し、次の炎は口の中に残り何度か口に触れた後に再び消火されます。
- 3度目になると、炎は口の中に入っても消えることなく中村龍平さんの口から立ち上り続けます。
- そのまま口を閉じるように炎を消してしまう姿に、観客からは歓声と拍手が沸きあがりました。
- 続いて、中村龍平さんは2本の松明に火をつけます。
- 1本の松明から上がる炎を同じように口に差し込むと、なんと炎は消えることなく口から激しく燃え上がり続けます。
- 口に入れた炎をそのまま取り出すと、最後に2本の炎を合わせてゆっくりと口の中に差し入れていきます。
- 中村龍平さんは臆することなく口の中に炎を全て入れてそのまま食べてしまいました。
カナダの地で肉体的訓練と精神的修行によって鍛えたことで実現したファイヤーイーティングは、見ているだけで思わず声を上げてしまうくらい迫力満点のパフォーマンスです。
コンタクトジャグリング
「コンタクトジャグリング」は、機械と魂をテーマにしたパフォーマンスです。
コンタクトジャグリング
- タイトルのコンタクトは接触を意味し、パフォーマンスでは中村龍平さんが水晶玉から手を離さずにジャグリングを行う神秘的な姿が楽しめます。
- 機械的な曲とともに動き出すと、手元には丸く透明な水晶玉が見え、中村龍平さんはその水晶玉を手で操りながらジャグリングを開始します。
- コンタクトジャグリングでは、手のどちらかや指先が必ず水晶玉に触れているのですが、繊細な持ち方なので、まるで水晶玉が浮いているように見えてしまうのです。
- 終盤に高く投げ上げた水晶玉は中村龍平さんの手元で大小2つの水晶玉に分かれ、片手ずつでその水晶玉をくるくると回し支えながらショーは終わります。
コンタクトジャグリングは動きの不思議さと神秘的な音楽が相まった、独特なパフォーマンスです。
スリ
「スリ」は犯罪の技術や、ミスディレクションを活用して行われるパフォーマンスです。
スリ
- ミスディレクションとは人の注意を逸らしている間に細工をしたり、何かを隠したりするテクニックで、マジックやメンタリズムなどに多く活用されています。
- 中村龍平さんのスリのパフォーマンスは、あまりにスムーズで犯罪に流用できるレベルなため「危険術」とも呼ばれています。
- 動画では、観客を一人ステージ上に呼び、その観客のポケットに何があるかを一つずつ確認し始めました。
- スマートフォンや煙草、ハンカチなどビジネスマンが持っていそうなアイテムが次々と取り出され、観客席に示された後、ポケットに戻されていきます。
- 一通りのアイテムを確認した後は、トイレットペーパーを使った簡単なパフォーマンスが行われます。
- 丸めたペーパーを後ろに投げたり、観客の手元に置いたりと翻弄しながら進めていきます。
- 観客が席に戻された後、中村さんがミスディレクションの説明をしながらポケットから取り出したのはなんと先ほど確認した財布でした。
- 中村龍平さんは再びステージに戻ってきた観客の男性に「他に忘れ物はありませんか?」と聞きながら、次々とポケットから観客の私物を取り出していきます。
- さらに、その私物を取り出した後も何度も時計を返したり、返したはずの眼鏡をかけていたりと驚異的なスリ技術を発揮していきます。
スリの瞬間を見破ろうと思いながら動画を見ても、どこでどう盗んだのか全く分からないこのパフォーマンスは、生で見てみたいパフォーマンスの一つでしょう。
人間計算機
「人間計算機」とは、フラッシュ暗算の速度を極限まで早めた数術的パフォーマンスです。
人間計算機
- 観客からスマートフォンを借りると、自分の指紋でパスワードを解除するという小ネタを見せた後、持ち主を前に呼び電卓役を頼みます。
- そして、別の観客から6個のランダムな数字を聞きだし、それぞれを足したり引いたり、かけたりして数式を作っていきます。
- そして、最後の数字は「X」とし、観客だけがその数字を見て中村龍平さんには見せません。
- その後電卓に表示されたXを含めた式の答えを見て「Xを解きます」と言った中村龍平さんは、「それっぽい曲をかけながら考えます」と笑いを誘った後、しばらくホワイトボードを見て横4列、縦4列の数字を書き始めました。
- それから「この中に正解の数字はありますか」を観客に問いかけますが、その中にはXの正しい答えは入っていません。
- 無いと答える観客に対して、中村龍平さんは4×4列の数字を縦、横それぞれ足し始めます。
- すると、全ての列の答えが「53」になったのです。
- この53は、事前に観客がチェックしていたXの正しい数字。
- さらに、ななめ、四角などありとあらゆる形で数字を足していく中村龍平さんですがその答えも全て「53」となっていたのです。
途中までは「フラッシュ暗算のレベルが高いやつ」というイメージで動画を見ていても、最後の計算で正しい数字が表れると鳥肌が立つほどの驚きを感じられるパフォーマンス動画です。
人間ポンプ
「人間ポンプ」は訓練によって体内器官を自在に操り、さまざまな物を飲み込んだり吐き出したりするパフォーマンスです。
人間ポンプ
- 動画が始まると中村龍平さんは観客にビニール手袋をしてもらい、スーパーボールをおもむろに飲み込んでしまいます。
- ビニール手袋をした観客に口の中を確認してもらうなどの小ネタをはさみ、本当に飲み込んだことをチェックしたら、観客の掌に飲み込んだスーパーボールを吐き出す中村龍平さん。
- 口の中をチェックしたりボールを受け止める観客のリアクションもショーをさらに盛り上げています。
- 次に中村龍平さんは2つのスーパーボールを飲み込み、観客に色を指定させ片方だけ最初に吐き出します。
- 続いてもう一個のボールを吐き出すかと思いきや、出てきたのはミニトマト。
- 動画の最後には、別の場所で人間ポンプを披露する中村龍平さんの姿も収録されています。
- そこでは、すでに飲み込んで何かを吐き出そうとしている様子が映し出されていました。
- 胸をさすりながら、水が入ったワイングラスにかがみこむ中村龍平さんの口からは、生きた金魚が飛び出して水の中で泳ぎ始めます。
動画タイトルにある「トリック無し要練習」という言葉が信じられないくらい、ハイクオリティなパフォーマンスです。
中村龍平の出張マジックショー
中村龍平さんは結婚式や企業のパーティー、忘年会など年間300か所以上にも上るさまざまなイベントでマジックショーを披露しています。
少人数向けのクロースアップマジックから大規模イベント向けのステージマジックまで臨機応変に対応しているので、中村龍平さんの超人マジックを間近で楽しみたい人は、「マジシャンRYUHEI(中村龍平)オフィシャルサイト」から出張マジックショーを申し込んでみましょう。
ここでは中村龍平さんが出張マジックショーで披露しているショーの種類、内容や金額について紹介します。
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少人数向けマジックショー
少人数向けマジックショーのメニューには、
- 「テーブルホッピング」
- 「テーブルマジックショー」
があります。
テーブルホッピングとは、会場内のテーブルを回りながら近距離でクロースアップマジックを披露する形式です。
テーブルの数や観客の人数で時間や費用が変わりますが、おおよそ2万円からが予算目安となっています。
テーブルマジックショーは、マジシャンが立つテーブルの周りに観客が座り同時にマジックを楽しむ形式のショーです。
30人程度の小規模イベントに最適で、こちらも予算感は2万円程度と考えておきましょう。
大人数向けマジックショー
大規模なイベントにおすすめのマジックショーメニューは
- 「サロンマジックショー」
- 「ステージマジックショー」
- 「イリュージョンマジくックショー」
の3種類です。
サロンマジックショーは、会場規模100人程度のイベントに最適。
刀や水晶玉など、大きな小道具を使用したマジックを披露するので、会場の後ろの方に居る人でもダイナミックなパフォーマンスが楽しめます。
ステージマジックショーは100人以上の参加者が集まる大きな会場での、イベントにおすすめのマジックショーです。
大きなステージで大規模な道具を浮遊させる、迫力満点のメニューが楽しめますよ。
披露するマジックや道具は、披露する会場の規模に合わせて構成してくれます。
サロンマジックショー、ステージマジックショーともにショーの時間は10分~60分程度で、料金は30,000円から会場規模によって異なります。
最後に、さらに大きな会場で披露するメニューがイリュージョンマジックショーです。
イリュージョンマジックショーでは、特設ステージでアシスタントやパフォーマーが複数人出演し、人体浮遊や人体切断などの本格的で大がかりなマジックを披露します。
ショーの規模が大きくなるため、予算は35,000円以上を想定しておきましょう。
オプションメニュー
中村龍平さんのマジックショーでは、通常のショーメニューにオプションメニューを加えて自分たちだけの特別なショーを作ることができます。
オプションメニューはマジックで特定の人にプレゼントを渡す「サプライズ演出」や、マジックショーの記念でお土産をお客さん全員に配るプランがあります。
その他に、中村龍平さん以外にマジシャンやピエロ、ダンサーなどの多彩なパフォーマーを加えるのも可能です。
オプションメニューにない演出も提案できるので、特別な日にふさわしいマジックショーを作り上げましょう。
他のプロマジシャンの出張マジックショー
中村龍平さんは超人系マジックや頭脳系パフォーマンスを得意とするマジシャンですが、他にもマジックにはたくさんの種類があります。
イベントを盛り上げるのにおすすめのマジックには、少人数でも見やすいクロースアップマジックや場が温まるコメディマジックなどがありますが、ジャンルが多すぎてどれを選べばいいのか分からないかもしれません。
そんな時、イベントにプロマジシャンを呼んで出張マジックショーを開催したいなら、マジシャン派遣サービスのMAGICDOORに相談してみましょう。
MAGICDOORはイベントの規模や内容、予算に合わせてぴったりなプロマジシャンとショーのプランを提案してくれる派遣サービスです。
特別なイベントに最高のマジックショーを加えて、参加者全員が楽しめる一日を作りましょう。
中村龍平は日本ではめずらしい超人系マジシャン!海外からも注目される圧倒的パフォーマンスを目の前で体感しよう
中村龍平さんの超能力のようなパフォーマンスや、天才的な頭脳を用いたパフォーマンスは国内だけではなく世界中で注目されています。
中村龍平さんのショーを間近で見たい人は、公式サイトから出張マジックショーの依頼もできるので、イベント開催時にマジックショーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
一味違う超人系マジックで、今まで見たことが無い世界観のマジックショーが楽しめるでしょう。
この記事のまとめ
- 中村龍平さんは超人系、頭脳系パフォーマンスを得意とするプロマジシャン
- カナダトロントでの留学で技術を磨き「トロントジョージブラウンタレントコンテスト」で優勝した
- マジッククリエイターとして世界のマジシャンに自身のオリジナルマジックを提供している
- 中村龍平さんの公式サイトでは出張マジックショーの依頼できる
- イベントにマジシャンを派遣したいならMAGICDOORに相談してみよう