会社の新人歓迎会・忘年会・新年会などで、上司命令として「なにか一発芸をしろ」なんて無茶振りをされたことはありませんか?
自分の身には降りかからなくても、同僚や後輩など仕事仲間が言われている、という場面を見た人もいるでしょう。
他人事のように思えても、明日は我が身かもしれません。
突然話題を振られてなにもできずに場の空気を気まずくしてしまわないように、女性がやってもウケること間違いなしの鉄板ネタをご紹介します。
ひとつ覚えておくだけで、場の切り抜け方のバリエーションが増えて便利ですよ。
目次
女子でもできる!おすすめ簡単一発芸5選
さっそく実際にウケを狙える珠玉の一発芸をご紹介しましょう。
女子でも実行できるおすすめのアイデアばかりです。
もちろん向き不向きはありますが、退屈な時間の切り替えや場を温めておきたいときなどに活躍するネタを集めたので、ぜひレパートリーに加えてください。
男性顔負け「芸人の一発ギャグ」
モノマネなどの体を使った一発ギャグは、すぐに終わることができて笑いも取れる優秀なネタです。
ちょっと古いですが、ゴルゴ松本さんの「命!」という体を使った文字。同年代には微妙でも一回り上の世代にはわかりやすいネタです。
可愛らしくておすすめなのが、例のBGMを流して「はい!ひょっこりはん!」と現れるネタ。
大胆な女性には、FUJIWARAの原西さんの自己紹介ネタが向いています。
芦田愛菜さんのモノマネなら、可愛い女子向けなので「体を張るタイプ」などのイメージを持たれずにすみますね。
スーツや制服でYシャツを着用していたら、それを利用してブルゾンちえみさんの鉄板ネタを披露することができます。
ぜひ男性2人を率いて色っぽい声で挑戦してほしいネタです。
また、平野ノラさんのバブリーネタなら上司ウケもばっちり狙えます。
メイクや小道具など、ちょっとした準備でさらに盛り上げましょう!
老若男女にウケる「マリオの効果音」
名前を聞いただけで、赤い帽子の配管工が即座に浮かんでしまう。
そのくらい世界的に有名なキャラクター・マリオが登場する人気ゲーム「マリオブラザーズ」や「スーパーマリオワールド」のジャンプ音を再現するネタです。
やり方は簡単で、鼻をつまんでジャンプの音の高さで声に出しながら指を鼻下に流すようにして離すだけ。
「マリオの効果音をやります」と宣言して再現するだけでも十分なのですが、あらかじめ一発芸を披露することが決まっているのなら、ゲームの音楽を流しながら芸をするという方法もあります。
これなら、すぐにプレイ画面が頭に浮かんで、より盛り上がること間違いなしです。
1人で練習可能「手を使わずにメガネを外す」
メガネ女子なら、いえいえ伊達メガネを使えば誰でもできるネタですが、少し注意が必要です。
この技、手を使わずにどうやってメガネを外すのかといえば、顔の筋肉や皮膚の動きを使って外すからです。
芸人の光浦靖子さんがテレビで披露しているシーンを見た人もいるでしょうか。
簡単にいえば、女子としてちょっと人前には出したくない「変顔」系のネタです。
体を張って笑いを取りたいガッツのある人にはおすすめですが、可愛く見られたい、大人しい女性のイメージでいたい人はやめておきましょう。
可愛らしい「おしぼりアート」
可愛いイメージを持たれたいという人や、さりげなくすごいと思われたい人には、目の前にあるおしぼりが大ウケアイテムになります。
おしぼりアートは、折り紙に似た要領でより立体的なものを作るネタです。
定番の形はうさぎやリンゴ。
手先が器用な人なら白鳥や桃なども作ることができるでしょう。
三角に折ったりくるくるとまるめるだけでできてしまうので、会話の最中に作っておいて「あっ、いつの間にかおしぼりがうさぎに!」なんていうささやかでほっこりする驚きを提供することができます。
身近なものを使った「面白い手品」
周囲を笑わせるよりあっと言わせたい、そんなタイプの人には手品・マジックがおすすめです。
定番のテーブルマジックや、お酒の席でやりやすい手品ならウケもよく、盛り上がることでしょう。
たとえばトランプや輪ゴムを使ったマジックや、スプーン曲げやフォーク曲げ。
コインが手を通過するマジックや、ボールペンを浮かせるマジックなど。
瓶ビールの栓を自分で開けるタイプのお店なら、紙だけで栓を開けるマジックもあります。
子ども向けの手品として扱うこともある「指の切り離し」は、いきなり指名されたときにさっと披露することができるうえに、誰でも簡単にできます。
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一発芸のメリット
宴会芸として定番なのはやはり一発芸。
短時間で披露できるのも長所ですし、練習もしやすいのでおすすめです。
ほかにも、場を盛り上げたり話のきっかけになったりと、一発芸にはメリットがたくさんあります。
場が盛り上がる
賑やかな会場でしんみりとお酌をするのはなんだか空しいものがあります。
ひとつ笑いでも起きればいいのに...というときに、一発芸で盛り上げることができれば、場の雰囲気を一気に変えることができます。
楽しいという感情を共有することで、場の参加者全員の気持ちがひとつになりやすくなるでしょう。
もし失敗してしまったとしても、気まずそうに下がるのではなく「失敗しました!」と笑えば、それはそれで盛り上がるので問題なし!
気の利く誰かがフォローを入れてくれるかもしれませんし、くよくよするより堂々としていたほうが見ている人にも印象がいいです。
それでも気にしてしまうようなら、最初に「どうか温かい目でみてください」「緊張しているので、失敗したらごめんなさい」など一言断っておくと、見る側も自分も心に余裕ができるでしょう。
会話のネタになる
一発芸の内容はもちろん、一発芸をしたというだけで注目の的になります。
たとえば転職したばかりの職場の人たちとの歓迎会などで披露すれば、「あの人面白い」「話してみたい」と思ってもらいやすくなります。
また、芸の題材でも盛り上がれます。
ものまねやダンス、ちょっとした手品など、披露したものによって話題はいくらでも膨らむことでしょう。
普段はコミュニケーションのとりづらい人とでも、共通の話題ができれば盛り上がることができます。
そのきっかけとして一発芸を披露するのもアリです。
一発芸をするうえでの心得
一発芸をするうえで、気をつけたいポイントがいくつかあります。
元ネタの認知度
せっかく完璧に仕上げた完成度の高いネタでも、見てくれる人に内容が伝わらなければ面白くありません。
相手を楽しませるためにやるのですから、場の参加者に元ネタをわかってもらえる芸にしましょう。
人前でやっていいネタか
たとえば、お葬式ネタはある程度年齢を重ねた人がやるからブラックジョークに昇華されているという面があります。
またあまりに下品なネタは、親しい友人との席では通用しても世代や立場の異なる会社単位の宴会ではいいチョイスとはいえません。
場の空気を読むことは非常に大事です。
参加者の前で披露して、笑ってもらえるネタかどうかじっくり吟味しましょう。
ギャグをやるならおもいっきり
笑いに走るならおもいきりが大切です。
中途半端に恥ずかしがったり腰が引けていると、ギャグも中途半端になってしまって結局恥をかく、なんてことになりかねません。
ぜひ最後までしっかりやり抜きましょう。
私は笑いの天才だ!くらいの気持ちで一発芸をしたほうが、かえって成功しやすい傾向にあります。
頑張りすぎない
プロの芸人さんではないのですから、「スベったらどうしよう」と思いつめてしまったり、失敗したことを気に病んだりする必要はありません。
あくまで酒の席の笑いを提供する、ちょっとした話題づくりのきっかけになる、くらいの気持ちで臨めばいいのです。
以上4つを気をつければ、あとはもう成功したも同然です。
胸を張って一発芸を披露しましょう!
こんな場面で一発芸を披露しよう
一発芸といえば宴会のイメージです。
忘年会に新年会、新歓送迎会に会社の取引先とお酒を交えての交歓会。
一発芸はお酒と一緒に楽しむものと思われていて、実際に披露されるのも宴会が多いです。
しかし、なにも滑稽な笑いを取りにいくだけが一発芸ではありません。
友達とのカラオケで特徴的な歌い方のアーティストの真似をしてみたり、家族や友達の結婚式の余興でマジックをするなど、周囲の人をあっと驚かせ楽しませることができれば、それは立派な一発芸です。
みんなで大爆笑できれば最高ですよね!
大勢の人を盛り上げたいときに活躍する一発芸は、賑やかな場面が向いています。
トランプやコイン、コップなどを使ったテーブルマジックについては、プロのマジシャンがやり方を難易度別で詳しく解説してくれるマジック動画情報サイト「Magic Movie Japan」が勉強や練習に便利なので、ぜひ参考にしてみてください。
突然のフリにも困らない場面別の一発芸を身につけよう!
上司の無茶ブリはそ知らぬ顔でスルーしたくなりますが、そうもいかない事情があるのが社会人というものです。
とくに新入社員の人は、先輩たちと仲良くなってくれればと上司なりの善意で振ってきているのかもしれません。
この記事を参考にして、突然のフリにも困らない一発芸のレパートリーを増やして、上手にその場を切り抜けていきましょう。
この記事のまとめ
- 宴会の一発芸は場の盛り上げや話のきっかけにオススメ
- みんなが楽しめるネタで盛り上がろう!
- モノマネやマジックなら女子でも一発芸の主役になれる
- 突然のフリには一発芸で華麗に対応しよう