学校を卒業したり、転職したりして、新たな環境に飛び込む新入社員。
そんな新人に対して、職場の人たちの誰かが幹事になって歓迎会を開いてくれるのが一般的です。
時代は令和なので、新入社員の一発芸が恒例なんて企業は今や少ないかもしれません。
とはいえ「一発芸が見たいな~」と無茶ぶりをされる可能性もゼロではないため、芸の1つや2つ身につけておくと安心です。
そこで今回の記事では、職場の雰囲気にまだ慣れていない新入社員におすすめのすべらない一発芸ネタを紹介します!
目次
新歓や忘年会で一発芸を振られるのは新入社員の宿命?
歓迎会や忘年会、職場の飲み会などで、新入社員が一発芸をしなければいけないという決まりはありません。
しかし、誰かが何かをするという空気になったときは、トップの人や役職者よりも新入社員が指名されやすいのは間違いないでしょう。
はじめに、新入社員が一発芸を振られる可能性があるときに、押さえておきたいポイントをお伝えします。
トラブル対応力が問われる
いきなり一発芸を振られるとドギマギしてしまう人もいるかもしれませんが、「みんなに知ってもらうために注目させたい」という職場の先輩たちの親心だったりします。
また、仕事でトラブルが起きたときにどう対処するのか、突発的な問題への対応力や危機回避力、真面目度合いをチェックしている場合もあります。
そこで「できません」と強く主張してしまうと、「イレギュラーなことに対応する能力がない」とみなされてしまうかもしれません。
このような理由から、一発芸を振られたときは、何かしらの芸を披露するのが無難です。
とくに自身の歓迎会の場であれば、自分を覚えてもらえるいい機会です。
自己アピールがてら、ぜひ宴会を盛り上げるために一肌脱ぎましょう!
事前に準備をしておくのがベスト
新入社員であれば、一発芸を振られることを想定して、事前に準備しておくことをおすすめします。
理想的なのは、事前に芸をいくつか練習して、いつでも披露できる状態にしておくことです。
不安であれば、親しい同僚に「もし何か振られたときはヘルプ!」と前もって協力をお願いしておくと心強いですよ!
どうしてもやりたくないなら、のど飴やガムなんかを用意して、笑顔で「今回はこれで許してください!」と配り、空気を壊さずうまいこと回避するのもいいかもしれません。
新入社員におすすめのすべらない一発芸ネタ
それでは、新入社員におすすめのすべらない一発芸ネタを紹介します。
基本的には手短に済むネタが無難ですが、その場の空気やテンションに合わせて臨機応変に対応できたら申し分ありません。
お笑い芸人のネタを披露
一発芸と聞くと、お笑い芸人の一発ギャグを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
誰のネタにするか迷ったら、一発ギャグネタの宝庫「FUJIWARA・原西さん」「流れ星・ちゅうえいさん」などを参考にしてみてください。
過去に流行ったネタなら、その場にいる多くの人がきっと知っていることでしょう。
一昔前の「ヒロシです…」というネタをオリジナルの内容すれば、自己紹介にもなります。
そして、「小梅太夫」も地味におすすめです。
かつてテレビで『小梅太夫で笑ったら即芸人引退スペシャル』という番組が放送されたこともあり、つまらない・意味不明なのが逆に面白くて笑いを誘うので、心が強い人はぜひトライしてみてください!
タレントやキャラクターのモノマネ
タレントやアニメ、漫画などの人気キャラクターのモノマネは定番ですが、多くの人に受け入れられる安定した一発芸といえるでしょう。
とくに北野武さんやドラえもんなど、世代問わずみんなが知っている人やキャラの声マネがおすすめです。
一言で済むので、自分のターンを早々に終えたいなら鉄板ネタを持っておくといいかもしれません。
2次会のカラオケなどで歌手の歌マネレパートリーがある方は、ぜひ披露してみてください。
ランキングの高い人気曲を面白おかしく替え歌にするものウケを狙えますよ!
職場のあるあるネタ
社内の飲み会限定でおすすめしたいのが、職場のあるあるネタです。
多くの人に共感してもらえる内容であればあるほど、ウケること間違いありません。
- 職場に存在する暗黙の了解的な謎ルールについて
- 同僚の変わった口癖を真似る
- 癖が強い取引先からの電話のやりとりを再現
誰も傷つけることのない身内ネタであれば、「わかる~!」と共感されるだけでなく、分析力や観察力の高さがプラスに評価されることもあります。
ただし、いくら社内恋愛の噂が周知されていたとしても、「上司の〇〇さんと部下の〇〇さん、実は付き合ってるんです!」と他人の秘密の情報をバラすことは、トラブルの元なのでやめておきましょう。
細かすぎて伝わらないモノマネ
とんねるずの番組でお馴染みの「細かすぎて伝わらないモノマネ」。
その名の通り、伝わらなくても似ていなくてもいいと考えるとハードルがとても低いので、誰でも踏み込めるジャンルです。
- 海外ドラマでありがちなリアクション
- 歩きスマホをしているときに災難が降りかかった人
- 感情が入りすぎて結果が完全にわかってしまう前振り(CMやVTRなど)
「〇〇が△△しているとき」「△△する〇〇」などピンポイントで指定すれば、どんなことでも細かすぎて伝わらないモノマネに早変わり。
マニアックやマイナーなネタによるシュールな笑いが好きな人は、意外といるかもしれませんよ。
1人が恥ずかしいときは同期の男女みんなで!
新入社員が一発芸をしなければいけないということが決まっているのであれば、同期のみんなで一緒にグループ芸をするのもアリです。
ダンスやショートコント、寸劇など、盛り上がりそうなネタを厳選しましょう。
衣装やウィッグなどの小道具を使って、クオリティを限界まで高めるのもおすすめですし、男性社員がメイクアップして女装するのもウケを狙えます。
グループで芸をする際は、長くなりすぎないよう時間配分に気を付けることも重要です。
練習が必要不可欠なので、同期との仲を深めたい方は検討してみてください。
メンバーがそろったときの恒例の余興として、今後もお願いされちゃうかもしれませんね。
新入社員の一発芸披露における心得
新入社員が一発芸を披露するにあたって、知っておいてほしい心得があります。
以下の心構えでやりきれば、きっと好印象を残せるはずですよ!
素人だからすべって当然と思うべし
お笑い芸人でもない限り、素人だから披露したネタがすべったって問題ありません。
「プロの芸人ですらすべることがあるのだから、むしろすべって当然」と心を強く持ってください。
すべること前提なので、怖いものなしです。
もしすべってしまったときは、何事もなかったかのようにシレっと振る舞いましょう。
「心が折れたので明日からしばらくお休みをいただきます」と言ってウケを狙うのもアリです。
明るくサクッと楽しんでもらうべし
一発芸を振られたら、基本的に手短に済ませるのが吉。
だらだらと間延びするのはよくありません。
たとえ自分が主役の飲み会だとしても、立場は一番下です。
下手に長々やると、でしゃばりなイメージを植え付けてしまう可能性もありますので、一球入魂をイメージして、短時間でやりきってください。
楽しんでもらい、場を温めることが新入社員の役目です。
全力でやりきるべし
すべらない一発芸を紹介してきましたが、恥じらいがあると微妙な空気が出てしまうことも…。
みんなに注目されて照れる気持ちもわかります。
しかし、やると決めたら恥を捨てて全力で一発芸を披露してください。
中途半端にやると面白さが半減したり、「大丈夫かな?」と周りを不安にさせたりするので、「目の前の相手を楽しませる」という気持ちを胸に、ブレずにやりとおすのが得策です。
全身全霊で一発芸を披露する姿は、きっと高評価につながるでしょう。
ちなみに、やりきったあとに照れる姿は可愛いのでアリです。
下ネタ系は避けるべし
忘れてはいけないのが、下ネタ系を避けることです。
気心の知れた友達同士であれば問題ありませんが、職場の飲み会で新入社員がチョイスするネタとしてはあまりにも危険すぎます。
男性・女性の比率や上下関係のゆるさなど、職場環境によってはいけるのでは?と思えても、異性に引かれてしまうリスクが大きいため、どんなに笑いをとれそうな体験談でも下ネタ系であれば永久に封印するべきです。
また、酔った勢いによって服を脱いで全裸になったら犯罪者になってしまうので、酒癖が悪い人は我を忘れないよう注意してくださいね。
新入社員の一発芸にはマジックもうってつけ!
新入社員におすすめの一発芸を紹介してきましたが、周りの人と差をつけたい・楽しんでもらいたいという方には、マジックでの演出がイチオシです。
失敗するリスクはありますが、そのぶん挑戦する価値がありますよ!
マジックの練習には動画視聴がおすすめ
新入社員として一発芸を披露するにあたってマジックを練習したいなら、マジック動画配信サイト「Magic Movie Japan(MMJ)」がおすすめです。
コインマジックやお札マジック、コップマジックなど、身近なアイテムでできるマジックの種明かし動画を、カテゴリ別・難易度別に見ることができます。
王道のトランプマジックも盛り上がること間違いなしです。
動画を見ながら繰り返し練習して確実に習得し、職場のみんなをあっと驚かせましょう!
プロマジシャンの魅せ方を盗むのもアリ!
プロの技を目の前で見られるマジシャン派遣サービスの存在をご存知でしょうか?
マジシャン派遣サイト「MAGICDOOR」には、海外でも活躍する実力派のプロマジシャンが多数在籍しています。
場数を踏んだプロマジシャンのパフォーマンスは、マジック一発芸をうまく魅せる参考にもなるでしょう。
ちなみに、個人的なイベントでサプライズを演出する際にも、マジシャン派遣の利用はおすすめですよ!
新入社員に求められる一発芸はパワハラではなくいい機会と捉えよう
新入社員はなにかと飲みの席で先輩や上司から急な振りをされることもありますが、これは「パワハラ」ではなく「新人を思う愛情」として受け入れるのがおすすめです。
そして、自分をアピールできるいい機会だと前向きに考え、渾身の一発芸をかましてください。
責任重大と重く受け止めてパニックになることのないよう、フランクな気持ちでいることも大切です。
職場内の飲み会であれば会社の人と打ち解けるいいきっかけになりますし、社外の人もいる会であれば自分を知ってもらえるいいチャンスです。
難しいことは考えず、自分ができる一発芸ネタを披露しましょう!
この記事のまとめ
- 新入社員が一発芸を振られるときは、どんな対応をするかチェックされている可能性あり
- 新入社員におすすめのすべらない一発芸ネタは、芸人の一発ギャグ・モノマネ・職場のあるあるネタなど
- 新入社員の一発芸披露における心得は、すべって当然・明るく手短に・恥を捨てて全力で・下ネタはタブーなど
- 新入社員の一発芸でマジックを成功させたら盛り上がること間違いなし!