マジシャンって知的で華やかで、見ている人全てに息をのませる、極上のエンターテイナーって感じがしますよね。
絶対にトリックがあるはずなのに、鍛錬された技術によって隠す技術は、誰にでもできることではありません。
マジシャンの披露する魅惑のマジックは、観客に夢を与えます。
この記事では、マジシャンの仕事内容や給料、マジック業界の魅力を徹底解説していきます!
目次
マジシャンとは
マジシャンとは、コインやカードなどの多彩なアイテムを使って、さまざまなトリックを駆使して手品を披露することで、観ている人にドキドキとワクワクを与える職業です。
マジシャンは言語関係なく相手を驚かせることができるので、日本だけでなく、世界で仕事をすることが可能です。
観ている観客すべてに夢を見させる...そんな素敵な職業です。
マジシャンの仕事内容
マジシャンの仕事内容は、色々なトリックを使って観ている人に「夢のような体験」をさせることです。
マジシャンによって、得意なマジックはさまざまで、下記のようなマジックが代表的です。
- カードマジック
- コインマジック
- ファイヤーマジック
- メンタルマジック
- コメディマジック
また、マジックを披露する観客との距離によっても、マジックの種類がいくつかあります。
- クロースアップマジック(テーブルを挟んでおこなうマジック)
- ステージマジック(ステージ上でおこなうマジック)
- サロンマジック(クロースアップマジックとステージマジックの中間)
マジシャンは、基本的にイベント事に呼ばれることが多く、結婚式の二次会や会社の忘年会、お花見やショッピングモールなど、人が集まるイベントにて需要が高くなります。
マジシャンの活躍の場
マジシャンを人が集まる広場で見かけたことがある人も多いでしょう。
次は、マジシャンの活躍の場を紹介します。
ステージやショーなどのイベント
マジシャンの活躍の場として主な場所は、ステージやショーなどのイベントです。
ゴールデンウィークなどの連休には、遊園地やショッピングモールなど、とくにファミリー層を対象としている施設でたくさんのイベントが行われます。
病院や介護施設などでも、お花見の時期や夏休みの時期にイベントを開催することが多く、マジシャンはそれらのイベントに派遣されて仕事をします。
大半のマジシャンは芸能事務所や人材派遣会社に登録しているので、会社に依頼が来て、単発で仕事をしに行くスタイルが基本です。
ある程度顔が売れているマジシャンや、テレビ業界などにコネクションがあるマジシャンは、フリーランスで仕事をすることもあります。
しかし、認知度が低いときからフリーランスでやろうとすると、仕事を獲得することができないことも少なくありません。
レストランやバーなどの飲食店
マジシャンはレストランやバーなどの飲食店で仕事をすることもあります。
お客様を楽しませようと、いろいろなイベントを組む居酒屋やレストランでは、曜日や時間帯によってマジックショーが行われます。
他にもマジシャンが各テーブルを回って、テーブルマジックを披露するサービスがあるバーがあったりとそれぞれです。
マジックファンの間では、東京のマジックバーも密かな人気スポットになっています。
飲食店でマジックを披露する場合、派遣や業務委託でマジックのみを行う契約をするケースと、飲食店の店員として契約するケースがあります。
単発の仕事ばかりで収入が不安定な人は、飲食店の店員として契約するほうが安心でしょう。
TV番組への出演
マジシャンが活躍する場としてTV番組へ出演は外せません。
一度でもテレビでマジックを披露することができれば、それだけで多くの人の目に留まり、いろいろなところから仕事の依頼がくるようになるでしょう。
芸能事務所に所属していれば、特番のシーズンになると、マジシャンがテレビに出ることも少なくありません。
テレビではカメラワークを使った大掛かりなイリュージョンマジックを披露することも可能なので、大胆な演出で多くの観客を魅了することができるでしょう。
マジシャンの給料面や収入の事情
マジシャンの給料って、あまり想像できませんよね。
次はマジシャンの給料面や気になる収入事情をお伝えします。
月給制よりも歩合制
マジシャンの給料システムは少し特殊なシステムです。
フリーのマジシャンとして活動している場合でも、芸能事務所や派遣会社に所属する場合でも、基本的には同じシステムとなります。
会社員のように「正社員」や「契約社員」として、毎月決まった額の給料を受け取るのではなく、仕事をした分だけ報酬をもらう歩合制が一般的です。
報酬額はワンステージで数万円が相場といわれており、マジシャンの人気度やマジックの難易度、集客力なども加味されて決まります。
そのため人気マジシャンは、ワンステージで数十万円から数百万円稼ぐこともあります。
また、結婚式やテレビ出演などの出張スタイルの報酬が、高い傾向にあるようです。
フリーマジシャン以外は、自分の取り分が事務所に仲介料や手数料を引かれた金額になるため、フリーのマジシャンよりも給料が少なくなる可能性があります。
仕事をかけもちして副収入を得る
マジシャンの仕事は、一見華やかで給料も高そうなイメージがありますが、超人気の売れっ子マジシャン以外は安定した高収入を得ることは難しいです。
仕事をした分しか報酬をもらえないので、そもそも仕事の依頼がないと給料が発生しません。
大型連休後や季節のイベントが無い時期は、パフォーマンスをする機会がグッと減ることがあり、安定した給料とは言いにくいでしょう。
そのため、マジックだけで生計を立てることは容易なことではありません。
養わなければならない家族がいる人などは、マジックバーで社員として働いたり、マジックとは全く関係ない分野で収入を得たりしている人が多いです。
マジック業界の魅力
安定した収入を得ることも厳しい「マジシャン」。
給料面ではなかなかポジティブな情報が聞こえてこないのが現実です。
しかし、それでもマジックの虜になってしまう人は多いですよね。
ここからは、マジック業界の魅力を紹介します。
楽しい時間を生み出す
マジックの最大の魅力は、「観ている人を魅了し楽しい時間を生み出す」ことです。
「さっきまで手のひらの上にあったコインが、手を振っただけでなくなってしまう」
「真ん中に入れたはずのカードが、一瞬で一番上に移動している」
など予期せぬことが起こるので、「トリックを暴いてやるぞ!」と意気込んで観ている人でも、夢中になってしまいます。
マジックに魅了されている時間は、日常生活を忘れ「非日常」を体験することができるので、思う存分その世界を楽しむことができます。
マジックショー帰りのお客様は、「あれはどうやったんだろう?」「すごいマジックだったね!」と興奮しながら帰っていく人も多いですよね。
楽しい時間を提供したと実感できるのも、マジシャンにとっては至福のひと時かもしれません。
オリジナルの技を考える楽しみ
全てのマジシャンが一度は夢見るのが、「自分だけのオリジナルトリックをあみだすこと」です。
自分以外には絶対に真似できないマジックを考えることが何よりも楽しみ、ということもマジックにハマってしまう理由なのかもしれません。
他の誰にも真似できないようなマジックで観客を驚かせることができれば、マジック開発にどんなに時間がかかろうと関係ないのです。
オリジナルの技を考える楽しみは、マジシャンならではの特権といえるでしょう。
マジシャンになるには?
マジシャンになるためには、特別な資格は必要ありません。
大物マジシャンに弟子入りして勉強していくスタイルが王道ですが、この方法でマジシャンとして成功しているのはほんの一部の人たちです。
大物マジシャンのそばでその技術を学び、パフォーマンスを披露する機会が増えたり、メディアに出演することが増える可能性はありますが、かなり狭き門のようです。
プロのマジシャンを目指すなら、弟子入りをするにしてもしないにしても、まずは基本的なスキルを身につけることが大切です。
マジックの動画配信サイト「Magic Movie Japan」では、プロのマジック動画を観ながら難易度別にマジックを練習することができます。
上達して周りの人にパフォーマンスを披露すれば、楽しい時間を共有できること間違いありません。
まずは、マジック動画を観ながら基本的なスキルを習得してみませんか?
熱意があれば誰でもマジシャンになれる!
プロのマジシャンとして安定した収入を得ながら活動することは簡単なことではありません。
しかし、熱意があれば誰でもマジシャンになることができます!
テレビやショーなどの大きな舞台だけが活動場所ではありません。
ちょっとしたスペースがあればマジックを披露することは可能なものはいくつもあります。
さまざまなスキルを習得すれば、自分の行動次第で有名マジシャンになれる可能性は十分にあるのです。
まずは、基本的なマジックスキルを習得して、徐々にレベルを上げていきましょう!
この記事のまとめ
- マジシャンとは観客にドキドキとワクワクを与える仕事
- マジシャンの活躍の場は飲食店やショー、テレビなど多岐にわたる
- マジシャンの給料は歩合制が一般的
- マジックの魅力は楽しい時間を提供できること
- Magic Movie Japanはマジックを学びたい人には最適の動画