大人はもちろん、子どもたちも夢中になって楽しめる「マジック」。
保育園の出し物としての実施を考えているけれど、何をすれば良いか、どんな効果があるのかが分からないので、計画を進められないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、保育園でできる簡単なマジックや実施するものの選び方、ねらいを紹介します。
マジックを保育園でやるねらい
保育園で実施するマジックには、どのようなねらいや目的があるのでしょうか?
もちろん、ねらいを気にしなくても実施できますが、貴重な時間を有効に活用し、子どもたちにも良い影響を与えられるように、定番のねらいは把握しておくようにしましょう。
はじめに、マジックを保育園でやるねらいや目的を紹介します。
考える力を養う
保育園・幼稚園で実施するマジックには、考える力を養ってもらうというねらいがあります。
不思議な現象を目にした子どもたちは「どうやってるんだろう?」「なにが起きたんだろう?」という疑問を抱き、思考を巡らせます。
このプロセスが思考のトレーニングとなり、考える力が養われるのです。
マジックを見て驚いたり、喜んだりすることで感受性が育まれるのもポイント。
考える力や感受性を養ってほしいなら、ぜひ保育園でマジックを実施してみてはいかがでしょうか?
できた時の達成感を味わえる
できた時の達成感を味わってもらうことも、保育園で実施するマジックのねらいの1つです。
どんなに簡単なマジックでも、やはり練習が必要となるもの。
一生懸命練習して成功させたり、見る人を驚かせたりすれば達成感も味わってもらえるでしょう。
上達する楽しさを感じられるほか、貴重な成功体験になるのもマジックの魅力の1つです。
教える力・コミュニケーション能力が向上する
保育園で実施するマジックには、教える力やコミュニケーション能力を向上させるねらいもあります。
直接的な影響ではありませんが、実際に覚えたマジックを友だちや保護者に教えれば、貴重な経験となり教える力も向上させられます。
また、マジックの感想を先生や友だちと語りあえば、会話の経験値も増えコミュニケーション能力もアップするでしょう。
見て楽しむだけでなく、その後の行動にもプラスの影響を与えてくれるのが「マジック」です。
指先を動かすトレーニングになる
マジックは指先を動かすトレーニングにもなります。
簡単なマジックでも繊細な手先の動きが必要になるほか、マジックに使うアイテムを製作する際にも手を動かす必要があります。
そのため、しっかりと取り組めば指先を動かすトレーニングにもなるでしょう。
指先を動かす作業が、脳にプラスの効果を与えてくれるのもポイントです。
マジックを保育園でやる時の選び方
子どもたちにプラスの影響を与えてくれるマジックですが、どんなものでも良いというわけではありません。
貴重な時間を使って実施するのであれば、子どもたちが十分に理解でき、最後まで楽しめるものを選ぶ必要があります。
次は、保育園で実施するマジックの選び方を紹介します。
子どもも一緒に参加できるか
保育園で実施するマジックは、子どもも一緒に参加できるものがおすすめです。
一緒に参加できるものであれば、子どももより興味を持ってマジックを楽しんでくれます。
参加する喜びも感じてもらえるので、思い出にも残りやすいでしょう。
実際に参加してもらうのはもちろん、語りかけを多めの構成にするだけでも参加意識を高められるので、よりマジックを楽しんでもらいたいなら意識してみてくださいね。
道具が簡単に準備できるか
道具が簡単に準備できるかも、保育園でやるマジックを選ぶときのポイントの1つです。
マジックには専用の道具を使ったものと、身近な道具を使ったものの2種類があります。
どちらを使ってもマジックはできますが、用意する手間やできる演目、コストなどが異なります。
おすすめなのは、簡単に準備できる身近な道具。
身近な道具であれば、子どもたちも馴染みがあるので、興味を持ってもらいやすくなります。
準備のコストや手間を大幅に削減できるのもポイント。
手軽に準備できて、子どもたちが楽しめるマジックを実施したいなら、身近な道具を活用した演目を選んでみましょう。
時間は適切か
披露する時間が適切かどうかも、保育園で実施するマジックを選ぶときのポイントです。
園児が集中できる時間は年齢と同じ、もしくはプラス1分ほどと言われています。
そのため、あまりにも長いものを実施してしまうと、途中で飽きられてしまいます。
飽きられないためには、短時間で披露できるものを複数実施するのがおすすめ。
短い演目を中心に実施すれば、園児も集中力を保ったまま最後まで楽しんでくれるでしょう。
派手な演出があるか
広い場所でマジックを披露するのであれば、派手な演出があるものを取り入れるのがおすすめです。
派手な演出があるものなら、後ろのほうで見ている子どもたちも十分に楽しめます。
また、小さな演出のマジックの合間に実施すれば良いアクセントにもなるので、最後まで楽しんでもらえるでしょう。
しかし、大きな音が出るものは子どもたちが必要以上に驚いたり、怖がったりしてしまうので要注意。
派手なものとなるとつい大きな音が出るものを選びたくなってしまいますが、このようなマジックはできるだけ避けるようにしましょう。
保育園でできる盛り上がるマジック
保育園では、どんなマジックを実施すれば盛り上がるのでしょうか?
ねらいや選び方を把握しただけでは、なかなかイメージできないものですよね。
次は、保育園でできる盛り上がるマジックのアイデアを紹介します。
紙コップを使ったマジック
手軽に準備ができて、子どもたちも楽しめるマジックを実施したいなら、身近な道具「紙コップ」を使ったマジックがおすすめです。
切れ込みを入れたり、簡単な細工をしたりするだけで簡単にできるのが特徴。
難易度もそれほど高くないので、マジックが初体験な子どもでも気軽に取り組めるでしょう。
紙コップと小物を用意するだけと、準備が簡単なのもポイントです。
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ハンカチを使ったマジック
ハンカチを使ったマジックも手軽に実施でき、保育園で披露しても盛り上がるマジックです。
必要なものはコインやペンなどの小物とハンカチだけなので、忙しい保育士や保護者でも負担なく準備を進められます。
簡単な演目も多いほか、出現や消失、動くといった現象のバリエーションが豊富なのもポイント。
初心者でも実施でき、盛り上がるマジックをやりたいならハンカチを使ったマジックを選んでみてはいかがでしょうか?
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割り箸を使ったマジック
気軽に楽しめる分かりやすいマジックを実施したいなら、割り箸を使ったマジックがおすすめです。
浮いたり消えたりといった、分かりやすい現象を起こすトリックが多いので、小さな子どもでも十分に楽しめます。
難易度が低いものが多いので、マジック初心者はもちろん、園児でも気軽に挑戦できるでしょう。
割り箸や封筒といった身近なものだけで準備が完結するという、手軽さも魅力の1つです。
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数字を使ったマジック
子どもたちを驚かせたい、数字に興味を持ってほしいなら数字を使ったマジックを実施してみてはいかがでしょうか?
数字を使ったマジックとは数学を応用したもので、思い浮かべた数を当てるものが有名です。
インパクトがバツグンなものが多いので、子どもたちもきっと驚いてくれますよ。
道具が不要なだけでなく、準備もタネを覚えるだけと簡単なのも特徴の1つ。
コミュニケーションが必須となるマジックでもあるので、参加意識も持ってもらいやすいでしょう。
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輪ゴムを使ったマジック
輪ゴムを使ったマジックは、手品初心者や園児でも気軽に挑戦できるマジックです。
準備が簡単なのはもちろん、トリックを把握した上で練習するだけで簡単にマスターできます。
現象もすり抜けたり移動したりといった分かりやすいものが多いので、マジックに不慣れな子どもでも十分に楽しめるでしょう。
また、馴染みのあるアイテムを使うため、興味を引きやすいのもポイントです。
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その他保育園向け簡単マジック
保育園での実施におすすめの簡単マジックは、ほかにもたくさんあります。
新聞紙を加工し一瞬でツリーを出現させるものや、ペットボトルに入った水の色が一瞬で変わるマジック、ティッシュが消えるものなど、その種類もさまざまです。
どれも手軽に実施できて、マジックが初めての子どもでも楽しめるものばかりなので、ぜひお気に入りを見つけて、皆の前で披露してみましょう。
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保育園でやるマジックをプロのマジシャンから教わってみる
おすすめのマジックは分かったけれど、上手くできるか不安、喜んでもらえるか不安という人も多いでしょう。
とくに、マジックに挑戦するのが初めてだと、なかなか自信が持てないものですよね。
そこでおすすめなのが、MAGICDOORの利用です。
MAGICDOORとは一流のマジシャンを派遣してくれるマジシャン派遣サービス。
レッスンにも対応しているので、しっかりと習ってから皆の前で実施したいという人でも快適に利用できます。
キッザニアやNHKなどで子どもたち相手に教えているプロマジシャン、メディアに出演したマジシャンも所属しているため、講師としての質もバツグンです。
また、派遣がメインの依頼も可能なので、レッスンや準備の時間がとれない、全てをプロマジシャンにお願いしたいというシーンにもおすすめ。
問い合わせもスムーズなほか、料金プランもシンプルと使い勝手もバッチリなので、気になる人はぜひ利用を検討してみてくださいね。
保育園でマジックをするなら選び方が重要!盛り上がるものを選んで子どもたちを喜ばせよう
保育園で実施するマジックは、選び方が重要です。
子どもも参加できるかどうかや時間などをしっかりと考えた上で適切なものを選び、実施すれば子どもたちもきっと喜んでくれますよ。
まずは、選び方とおすすめマジックを参考に、やる演目を決めてみるのがおすすめ。
やるものが決まったら、ぜひ実施して皆と楽しい時間を過ごしてみてくださいね。
また、不安があるならプロのマジシャンに習ったり、お任せしたりするのもおすすめです。
この記事のまとめ
- 保育園で実施するマジックには考える力を養う、指先のトレーニング、成功体験を積むなどのねらいがある
- 披露するマジックを選ぶときには子どもも参加できるかどうかや準備の手軽さ、時間などを意識しよう
- 保育園で実施するなら、子どもたちが興味を抱きやすい身近なアイテムを使ったマジックがおすすめ
- マジックを習いたい、プロにお願いしたいならMAGICDOORに相談してみよう